犬暮らし

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Bwild(ビーワイルド)(ラム with ポテト&エンドウ豆:成犬用)をAAFCOの基準値と比較

生産国:日本

原材料について

子羊、ジャガイモ、鶏脂、ジャガイモタンパク濃縮物、ビール酵母、エンドウ豆、ビートパルプ、タンパク加水分解物、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン、ナトリウム、塩化物)、マンナンオリゴ糖(MOS)、キシロオリゴ糖(XOS)、ビタミン類(A、D3、E)、ユッカシジゲラ、スピルリナ原末、加水分解甲殻類(グルコサミン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン源)、乳清タンパク

原材料についての解説

主原料はラム肉

高たんぱく低カロリーで低アレルゲンのラム肉を使用しています。ラム肉に含まれるL-カルニチン脂肪の燃焼をサポートするといわれてます。また、犬の食物アレルギーの報告の中では第6番目、全体の5%となっており、アレルギーになりにくい食材です。

穀物類不使用(グレインフリー)

Bwild(ビーワイルド)(ラム with ポテト&エンドウ豆:成犬用)は穀物類へのアレルギーに配慮された穀物不使用(グレインフリー)です。ただ、穀物類の食物アレルギーは牛肉、乳製品、鶏に次いで4番目に小麦となっており全体の13%と決して多くはありませんのでアレルギーがなければ過度に心配する必要はありません。
また、穀物類は消化が悪いと言われることもありますがドッグフードに含まれる穀物類は基本的には消化しやすいように加工がされているためこちらも過度に心配する必要はありません。穀物類不使用のメリットとしては炭水化物量を減らし、血糖値の急な上昇を妨げる低GIの食材で代用することで太りにくくすることにあります。また、動物性原材料の比率が上がることケースが多く吸収率が高いといった利点があります。

腸内環境に配慮

腸内環境を整える原材料として、オリゴ糖、ビール酵母が使われています。腸内環境は健康維持のカギともいえますので入っていると嬉しい原材料です。

関節の健康維持に配慮

グルコサミン、コンドロイチンは、人間用の機能性表示食品としてサプリメントで使用されることも多い原材料です。特に近年は犬の長寿命化で関節に関する病気が増えていますので関節の健康維持に効果が期待できる原材料ですね。

うんちの匂いを軽減

ユッカシジゲラ、ユッカ抽出物は腎臓や肝臓の解毒作用、うんちの匂いを軽減させる効果があります。

原材料の安全性はどうなの?

以上から原材料は安全性に問題のないドッグフードであると言えます。

成分表について

比較対象 AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)の「成犬用」基準値

栄養基準を策定しているアメリカの団体、AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)が開示している基準値が比較対象となっています。

成犬の基準値と比較
成分名基準値Bwild(ビーワイ・・・
カロリー基準値なし402kcal
タンパク質18.0%以上28%以上◎ EXCELLENT
脂質(粗脂質)5.5%以上16.5%以上◎ EXCELLENT
繊維(粗繊維)基準値なし2.2%以下
水分基準値なし8%以下
灰分基準値なし7.5%以下
炭水化物基準値なし記載なし
リン0.4~1.60.8%◎ EXCELLENT
カルシウム0.5~1.81.4%以上◎ EXCELLENT
ナトリウム0.08%以上記載なし
マグネシウム0.06%以上記載なし
オメガ3*基準値なし0.2%以上
オメガ6*1.1%以上3.4%以上◎ EXCELLENT
基準値のオメガ3はαリノレン酸+EPA+DHAを合わせた数値基準値のオメガ6はリノール酸の数値

成分についての解説

タンパク質について

AAFCOでは、タンパク質は子犬期(成長期)では22.5%以上、成犬期(維持期)では18%以上含むことを推奨していますが、Bwild(ビーワイルド)(ラム with ポテト&エンドウ豆:成犬用)は28%以上となっています。いずれも基準値をクリアしていることがわかります。Bwild(ビーワイルド)(ラム with ポテト&エンドウ豆:成犬用)は十分にタンパク質が取れ、健康な筋肉・内臓・皮膚・爪、美しい被毛を維持することができます。

脂質について

次に脂質ですが子犬期(成長期)では8.5%以上、成犬期(維持期)では5.5%以上を推奨していますが、16.5%以上と余裕でクリアしていることがわかります。
平均的なドッグフードの脂質は13〜15%と言われますので、一般的なドッグフードより少し多めといって良いでしょう。脂質は皮膚や毛並みの健康維持には欠かせませんので肥満気味でなければあまり気にする必要はないでしょう。

繊維について

繊維は基準値は設けられていません。一般的なドッグフードは2〜5%で、Bwild(ビーワイルド)(ラム with ポテト&エンドウ豆:成犬用)には2.2%以下となっているので平均的な数値と言えます。

成分値の安全性はどうなの?

基準値をクリアしていることから問題ないと言えます。

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