目次
アーガイルディッシュ(グレヴィレア:成犬用)をAAFCOの基準値と比較
生産国:オーストラリア
原材料について
原材料についての解説
主原料は魚類
魚には豊富なオメガ3脂肪酸や必須栄養成分が配合されているので、皮膚や被毛・関節などの健康にもアプローチできます。また、アレルゲンになりにくいことも特徴です。健康維持には適した主原料であるといえます。
穀物類不使用(グレインフリー)
アーガイルディッシュ(グレヴィレア:成犬用)は穀物類へのアレルギーに配慮された穀物不使用(グレインフリー)です。ただ、穀物類の食物アレルギーは牛肉、乳製品、鶏に次いで4番目に小麦となっており全体の13%と決して多くはありませんのでアレルギーがなければ過度に心配する必要はありません。
また、穀物類は消化が悪いと言われることもありますがドッグフードに含まれる穀物類は基本的には消化しやすいように加工がされているためこちらも過度に心配する必要はありません。穀物類不使用のメリットとしては炭水化物量を減らし、血糖値の急な上昇を妨げる低GIの食材で代用することで太りにくくすることにあります。また、動物性原材料の比率が上がることケースが多く吸収率が高いといった利点があります。
腸内環境に配慮
腸内環境を整える原材料として、アルファルファが使われています。腸内環境は健康維持のカギともいえますので入っていると嬉しい原材料です。
うんちの匂いを軽減
ユッカシジゲラ、ユッカ抽出物は腎臓や肝臓の解毒作用、うんちの匂いを軽減させる効果があります。
ハーブ類について解説
人間と同じく犬にも効果が期待できるハーブが使われています。
以下にアーガイルディッシュ(グレヴィレア:成犬用)に含まれる添加物をまとめます。
カモミール | 抗炎症効果は消化器系だけではなく、皮膚の健康維持にも役立つ |
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フェンネル | ビタミンや食物繊維が豊富に含まれ、消化促進、抗炎症効果が期待できます |
ユッカ | 天然サポニンが含まれます。これは腸内での消化吸収を助けてくれます。抗炎症作用があり関節のトラブルにも効果があるとされています。 |
ネトル | 皮膚の痒みなどのアレルギー症状の軽減、艶のある被毛を作り出すサポートをしてくれるとされています。 犬猫用のアレルギー軽減のサプリメントなども存在します。 |
原材料の安全性はどうなの?
以上から原材料は安全性に問題のないドッグフードであると言えます。
成分表について
比較対象 | AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)の「成犬用」基準値 |
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栄養基準を策定しているアメリカの団体、AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)が開示している基準値が比較対象となっています。
成犬の基準値と比較 | ||
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成分名 | 基準値 | アーガイルディッシュ・・・ |
カロリー | 基準値なし | 340kcal |
タンパク質 | 18.0%以上 | 28%以上◎ EXCELLENT |
脂質(粗脂質) | 5.5%以上 | 9%以上◎ EXCELLENT |
繊維(粗繊維) | 基準値なし | 5%以下 |
水分 | 基準値なし | 11%以下 |
灰分 | 基準値なし | 7%以下 |
炭水化物 | 基準値なし | 記載なし |
リン | 0.4~1.6 | 1%以上◎ EXCELLENT |
カルシウム | 0.5~1.8 | 1.2%以上◎ EXCELLENT |
ナトリウム | 0.08%以上 | 記載なし |
マグネシウム | 0.06%以上 | 記載なし |
オメガ3* | 基準値なし | 0.5%以上 |
オメガ6* | 1.1%以上 | 2.5%以上◎ EXCELLENT |
成分についての解説
タンパク質について
AAFCOでは、タンパク質は子犬期(成長期)では22.5%以上、成犬期(維持期)では18%以上含むことを推奨していますが、アーガイルディッシュ(グレヴィレア:成犬用)は28%以上となっています。いずれも基準値をクリアしていることがわかります。アーガイルディッシュ(グレヴィレア:成犬用)は十分にタンパク質が取れ、健康な筋肉・内臓・皮膚・爪、美しい被毛を維持することができます。
脂質について
次に脂質ですが子犬期(成長期)では8.5%以上、成犬期(維持期)では5.5%以上を推奨していますが、9%以上と控えめであることがわかります。脂質の上限は定められていませんが研究者によっては10%以下を推奨する方も多く、体重のコントロールには最適と言えるでしょう。
繊維について
繊維は基準値は設けられていません。一般的なドッグフードは2〜5%で、アーガイルディッシュ(グレヴィレア:成犬用)には5%以下となっているので平均的な数値と言えます。
成分値の安全性はどうなの?
基準値をクリアしていることから問題ないと言えます。