犬暮らし

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エルモ プロフェッショナーレ リッチ イン チキン(チキン:子犬用)をAAFCOの基準値と比較

生産国:イタリア

原材料について

鶏肉、米、トウモロコシ、鶏脂、ビートパルプ、ビール酵母、コーングルテンミール、タンパク加水分解物、オーツ麦、乾燥卵、サーモン、サーモンオイル、ミネラル類、マンナンオリゴ糖(MOS)、キシロオリコ喜(XOS)、ユッカシジゲラ、スピルリナ原末エキナセア、オレガノ、ニンニク、加水分解甲殻類(グルコサミン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン源)

原材料についての解説

主原料はチキン

主原料には動物性タンパク質であるチキンが使われています。チキンは高タンパクながら低脂質でローカロリーな優れた食材で必須アミノ酸が豊富に含まれているため、良質なタンパク質を生成できます。

腸内環境に配慮

腸内環境を整える原材料として、オリゴ糖、ビール酵母が使われています。腸内環境は健康維持のカギともいえますので入っていると嬉しい原材料です。

関節の健康維持に配慮

グルコサミン、コンドロイチンは、人間用の機能性表示食品としてサプリメントで使用されることも多い原材料です。特に近年は犬の長寿命化で関節に関する病気が増えていますので関節の健康維持に効果が期待できる原材料ですね。

うんちの匂いを軽減

ユッカシジゲラ、ユッカ抽出物は腎臓や肝臓の解毒作用、うんちの匂いを軽減させる効果があります。

原材料の安全性はどうなの?

以上から原材料は安全性に問題のないドッグフードであると言えます。

成分表について

比較対象 AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)の「子犬用」基準値

栄養基準を策定しているアメリカの団体、AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)が開示している基準値が比較対象となっています。

子犬の基準値と比較
成分名基準値エルモ プロフェッシ・・・
カロリー基準値なし425kcal
タンパク質22.5%以上30%以上◎ EXCELLENT
脂質(粗脂質)8.5%以上18%以上◎ EXCELLENT
繊維(粗繊維)基準値なし2%以下
水分基準値なし8%以下
灰分基準値なし7%以下
炭水化物基準値なし記載なし
リン1.0~1.61.2%以上◎ EXCELLENT
カルシウム1.2~1.81.5%以上◎ EXCELLENT
ナトリウム0.3%以上記載なし
マグネシウム*0.06%以上記載なし
オメガ3*0.13%以上0.5%以上◎ EXCELLENT
オメガ6*1.3%以上4.5%以上◎ EXCELLENT
基準値のオメガ3はαリノレン酸+EPA+DHAを合わせた数値基準値のオメガ6はリノール酸の数値

成分についての解説

タンパク質について

AAFCOでは、タンパク質は子犬期(成長期)では22.5%以上、成犬期(維持期)では18%以上含むことを推奨していますが、エルモ プロフェッショナーレ リッチ イン チキン(チキン:子犬用)は30%以上となっています。基準値を余裕を持ってクリアしていることから体づくりには適しているといえますね。
エルモ プロフェッショナーレ リッチ イン チキン(チキン:子犬用)は、健康な筋肉・内臓・皮膚・爪、美しい被毛を維持することができるでしょう。
ただ、高タンパクなフードは尿路、腎臓などにトラブルを持つワンちゃん与えない方が良いです。また、シニア犬にも注意が必要です。シニア犬は消化能力が衰えてきますが、吸収できなかったものは排泄物として体外に排出する際に、腎臓への負担、尿路などに負担をかけます。

脂質について

次に脂質ですが子犬期(成長期)では8.5%以上、成犬期(維持期)では5.5%以上を推奨していますが、18%以上と余裕でクリアしていることがわかります。
平均的なドッグフードの脂質は13〜15%と言われますので、一般的なドッグフードより少し多めといって良いでしょう。脂質は皮膚や毛並みの健康維持には欠かせませんので肥満気味でなければあまり気にする必要はないでしょう。

繊維について

繊維は基準値は設けられていません。一般的なドッグフードは2〜5%で、エルモ プロフェッショナーレ リッチ イン チキン(チキン:子犬用)には2%以下となっているので平均的な数値と言えます。

成分値の安全性はどうなの?

基準値をクリアしていることから問題ないと言えます。

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