目次
アイディッシュ(離乳後〜オールステージ対応)をAAFCOの基準値と比較
生産国:日本
原材料について
原材料についての解説
主原料は動物性原材料
複数の動物性原材料が主原料となります。動物性原材料は吸収率が高いため効率よく体内で使用されます。ただ、複数の動物性原材料を使用する場合はアレルギー症状がでた際に何が原因になっているかがわからないといったデメリットがあります。
腸内環境に配慮
腸内環境を整える原材料として、オリゴ糖、ビール酵母が使われています。腸内環境は健康維持のカギともいえますので入っていると嬉しい原材料です。
下部尿路トラブルの健康維持に配慮
成犬期後半から、下部尿路結石などに患う子が多いですが、クランベリーは下部尿路結石、尿路感染症などを防ぐ効果も期待できます。
ただ、シュウ酸カルシウム結石を起因とする下部尿路結石、尿路感染症は逆に悪化させる可能性が高いため注意が必要です。
原材料の安全性はどうなの?
以上から原材料は安全性に問題のないドッグフードであると言えます。
成分表について
比較対象 | AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)の「子犬」と「成犬」基準値 |
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栄養基準を策定しているアメリカの団体、AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)が開示している基準値が比較対象となっています。以下の表で子犬と成犬に与えた場合の基準値の比較を表にしています。
子犬の基準値と比較 | ||
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成分名 | 基準値 | アイディッシュ(離乳・・・ |
カロリー | 基準値なし | 370kcal |
タンパク質 | 22.5%以上 | 28%以上◎ EXCELLENT |
脂質(粗脂質) | 8.5%以上 | 9%以上○ GOOD |
繊維(粗繊維) | 基準値なし | 2%以下 |
水分 | 基準値なし | 9%以下 |
灰分 | 基準値なし | 8%以下 |
炭水化物 | 基準値なし | 記載なし |
リン | 1.0~1.6 | 記載なし |
カルシウム | 1.2~1.8 | 記載なし |
ナトリウム | 0.3%以上 | 記載なし |
マグネシウム* | 0.06%以上 | 記載なし |
オメガ3* | 0.13%以上 | 記載なし |
オメガ6* | 1.3%以上 | 記載なし |
成犬の基準値と比較 | ||
---|---|---|
成分名 | 基準値 | アイディッシュ(離乳・・・ |
カロリー | 基準値なし | 370kcal |
タンパク質 | 18.0%以上 | 28%以上◎ EXCELLENT |
脂質(粗脂質) | 5.5%以上 | 9%以上◎ EXCELLENT |
繊維(粗繊維) | 基準値なし | 2%以下 |
水分 | 基準値なし | 9%以下 |
灰分 | 基準値なし | 8%以下 |
炭水化物 | 基準値なし | 記載なし |
リン | 0.4~1.6 | 記載なし |
カルシウム | 0.5~1.8 | 記載なし |
ナトリウム | 0.08%以上 | 記載なし |
マグネシウム | 0.06%以上 | 記載なし |
オメガ3* | 基準値なし | 記載なし |
オメガ6* | 1.1%以上 | 記載なし |
成分についての解説
タンパク質について
AAFCOでは、タンパク質は子犬期(成長期)では22.5%以上、成犬期(維持期)では18%以上含むことを推奨していますが、アイディッシュ(離乳後〜オールステージ対応)は28%以上となっています。いずれも基準値をクリアしていることがわかります。アイディッシュ(離乳後〜オールステージ対応)は十分にタンパク質が取れ、健康な筋肉・内臓・皮膚・爪、美しい被毛を維持することができます。
脂質について
次に脂質ですが子犬期(成長期)では8.5%以上、成犬期(維持期)では5.5%以上を推奨していますが、9%以上と控えめであることがわかります。脂質の上限は定められていませんが研究者によっては10%以下を推奨する方も多く、体重のコントロールには最適と言えるでしょう。
繊維について
繊維は基準値は設けられていません。一般的なドッグフードは2〜5%で、アイディッシュ(離乳後〜オールステージ対応)には2%以下となっているので平均的な数値と言えます。
成分値の安全性はどうなの?
とても栄養価の高いドッグフードであることがわかりました。活動量の多いワンちゃんには適しているでしょう。
ただ、肥満気味なワンちゃん、腎臓、肝臓、シニア犬などの場合は注意しましょう。