ウェルケアの安全性などを専門家が評価!クチコミも掲載
低価格で続けやすいドッグフード
ウェルケア
おすすめ度 | ||||
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(2.9)
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原材料 | 成分 | 食いつきや形状 | コスパ | その他の評価 |
1 | 4 | 3 | 3.5 | 3 |
商品名 | おすすめ度 | 価格(1kg) | ショップ |
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ウェルケア「柴専用・オールステージ」
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2.9 |
469円
(Amazon調べ 2023.09.07)
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ウェルケア「ミニチュア・シュナウザー専用・オールステージ」
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2.9 |
520円
(Amazon調べ 2023.09.07)
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ウェルケア「フレンチ・ブルドッグ専用・オールステージ」
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2.9 |
505円
(Amazon調べ 2023.09.07)
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ウェルケア「トイ・プードル専用・オールステージ」
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2.9 |
644円
(Amazon調べ 2023.09.07)
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ウェルケア「チワワ専用・オールステージ」
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2.9 |
623円
(Amazon調べ 2023.09.07)
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ウェルケアは、犬種や年齢別に適応したそれぞれのフードを作製している会社で、そのフードは低価格ながらも国産のものを使用しています。
フードのラインナップはそれぞれ、レトリバー、柴、ミニチュアシュナウザー、フレンチブルドッグ、ビーグル、パグ、ジャックラッセルテリア、キャバリア、トイプードル、チワワなどが挙げられ、犬種に対応したものがあり、その中でも、レトリバーからキャバリアまではオールステージ・シニアステージの2つのライフステージに対応しています。
今回は「ウェルケア 柴専用 オールステージ」をピックアップして原材料・成分表から安全性、食いつき、コスパやその他の情報を分析・解説します。
原材料からみた安全性などを評価
ウェルケア 柴専用 オールステージの原材料は以下の通りです。
肉類(鶏肉、チキンミール、チキンパウダー)、米麹、小麦粉、コーングルテンフィード、米粉、コーングルテンミール、動物性油脂、ビートパルプ、ビール酵母、魚粉、アルファルファミール、精製魚油(DHA・EPA源)、植物性油脂、酵母エキス、かつお粉末、いりこ、オリゴ糖、かつお・まぐろエキス、乾燥カモミール、殺菌処理乳酸菌、ミネラル類(食塩、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸銅、塩化カリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン、L-トリプトファン)、香料(ローストガーリックオイル)、ビタミン類(コリン、EACパンテトン酸、B2、B12、ビオチン、D3)、酸味料(クエン酸)、製造溶剤 |
まず肉類として鶏肉、チキンミール、チキンパウダーが使われていますね。
チキンミールと聞くと危険なの?と連想する方がいますが危険なものではありません。
チキンミールは鶏肉を粉末状にしたもので、水分を含まないため、長期保存に適した原料です。日本のドッグフードの基準はアメリカのAAFCO(全米飼料検査官協会:栄養基準や原材料、表示に関する基準を定めている団体) が定める団体に参考にされています。AAFCOではチキンミールの定義によると含有される鶏肉の部位の中に「頭部、足、内臓、羽毛、内臓」は含まれないとされています。そのため、あまり気にしすぎる必要はありません。
穀物類は犬にとっては消化が悪いとされていますがドッグフードに含まれる穀物類は犬が消化しやすいように加工されていますのであまり気にする必要はないのですが、主にコストダウンを目的として使用されます。
特にウェルケアについては多く含まれるようです。
犬における食物アレルギーの原因になりやすいもの原料のトップは牛肉、続いて乳製品、鶏肉、4番目に穀物類である小麦と危険度は低いものの穀物類に含まれるタンパク質はアミノ酸スコアが低いので栄養になりにくいです。
多少の穀物類は摂取するべきかと思いますがウェルケアにはとても多くの穀物類が含まれるのであまり評価できない部分ですね。
その他については、動物性油脂も懸念があります。
動物性油脂は原材料となる肉類の詳細がわからないため、注意すべき原材料です。開示できないものや、多くの種類や部位が含まれるため記載できないことが考えられます。
また、廃棄されてしまうような品質の低い肉から抽出された脂が含まれている場合があります。
そして、注意したいのが、香料のローストガーリックオイルです。
にんにくはワンちゃんにあげてはいけないとされる食材ですね。
ただ、このにんにくは調理方法や量を間違わなければノミ除けや免疫機能の向上などの効果が期待できます。
とはいえ、ドッグフードに入っているから手作りごはんにニンニクを入れてもいいとは思わないでください。
血尿、下痢、嘔吐などの中毒症状を起こします。
ビートパルプにも補足をしたいと思います。
名前から危険な副産物を想像してしまいますが、実際には私たち人間が食べている甜菜糖の搾りかすです。 甜菜糖と同様に、腸内環境を整える効果があります。
以上から、原材料から見ると、あまりお勧めできない商品であると結論づけられます。
成分表から見た安全性などを評価
次に成分表について分析していきます。
たんぱく質 | 25.0%以上 |
脂肪 | 10.5%以上 |
粗繊維 | 4.0%以下 |
灰分 | 9.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カルシウム | 1.0%以上 |
リン | 0.8%以上 |
ナトリウム | 0.2%以上 |
リノール酸 | 1.0%以上 |
ビタミンA | 9,000IU/kg以上 |
ビタミンE | 100IU/kg以上 |
ビタミンB1 | 2.0mg/kg以上 |
ビタミンB2 | 4.0mg/kg以上 |
代謝エネルギー | 340kcal/100g |
ドライフードで理想とされている値はそれぞれ、たんぱく質25.0%以上、脂肪約10.0%以上、粗線維4.0%以下、灰分約5.0〜10.0%、水分10.0%以下と言われています。
これらの理想値と比較してみても、上記で挙げた成分はどれも理想値内です。
その他のカルシウム以降の成分もAAFCO 米国資料検査官教会の一般的なガイドラインをもとに評価しました。
その結果、カルシウム、リン、リノール酸、ビタミン群の値は、全て成長期(子犬や妊娠・授乳中の母犬)と維持期(成犬)の基準値以内に収まっていました。
しかし、ナトリウムは維持期での最低基準値が0.08%のところ、0.2%と倍以上の値でした。最低基準のため、過度に心配する必要はありませんが、腎臓病・心臓病の原因の1つですので、すでに疾患を持っている子は少し注意が必要です。
以上のことから、本商品は成分から判断すると、ナトリウムの値以外は全て理想値、基準値以内であり、バランスの取れた商品であると言えます。
形状と食いつきについて
ウェルケアのフードは対応する犬種に応じて大きさが異なっています。
公式HPでは、ゴールデン、柴、トイプードルのフードの大きさがそれぞれ異なることが写真で確認できます。
本商品の柴犬用のフードの大きさは直径7〜9mm程度で、柴犬が実際食べやすいくらいの大きさに作られています。
また、表面はベタッとはしませんが少しオイリーさを感じました。
匂いはやや強めです。香ばしく、チキンのような匂いがしました。
チキンが好きなワンちゃんは特に喜んで食べてくれそうです。
ただ、オールステージ用ですが若干硬めですので、歯が悪いワンちゃんは、しっかり噛み砕かずに飲み込んでしまうこともあるので、注意が必要です。
コストパフォーマンス
Amazonで調べた結果、商品は3kgで1408円の1点のみだけでした。
他のサイトも調べましたが、Amazonが1番安く、購入できるようです。
1kgの値段は約469円と安く、一見すると、コストパフォーマンスはかなり良いように思えますが、原材料は心配な面もあります。
ただ、成分値についてはバランスがいいです。
そのため、あまりフードにお金をかけられない飼い主さんや、安くバランスのいいフードをお探しの飼い主さんにおすすめの商品であると考えられます。
その他の評価
その他の評価や気になる点についてまとめました。
ウェルケアの原材料で気になるものばかり指摘しましたが、中にはいいと思えるものがありました。
それは米麹です。
米麹は人だけでなく、犬の健康にもいい影響を与えることから、サプリの販売も行われています。
米麹の健康への効果を簡単にまとめます。
- 腸内環境を整える。
- 麹に含まれるブドウ糖・ビタミンによって食欲不振や疲労回復に効果がある。
- 血管の柔軟性を取り戻すことで、血圧を低下させたり、腎機能低下の予防になる。
- 皮膚の糖化を抑えることで、皮膚や被毛の健康を保つ。
以上のことから、原材料に含まれることで、ワンちゃんの健康をさまざまな面からサポートしてくれる期待ができます。
また、パッケージですが500gずつ小分けに入っていますが、ジッパーなどは付いていませんので長期にわたって使用する場合はフードストッカーなどで保管しましょう。
3kgの柴犬で、毎食、ウェルケアを与える場合は約1ヶ月で使い切ってしまいますので、大丈夫です。
クチコミについて
当ページの下部にある口コミ投稿、ショッピングサイトやSNSなどでのクチコミを以下にまとめました。
当サイトへいただいたフードへの口コミはできるだけそのまま記載するようにしています。
良いクチコミ
- 食べることにあまり執着しなかったのに器に入れたらすぐに食いつくようになった
- 食物繊維が豊富なのか、お通じが良くなりました。
- 美味しそうによく食べています。リピート希望です。
- 添加物も色素も使われてないし、長続きしているのでこれ一択です。
悪いクチコミ
- うちの子には合わなかったです。
- フードが硬いのか、うちの子は食べなかった。
- 好き嫌いはしない子なのに、これは全く口をつけなかった。
- 別のフードにしたら毛艶が良くなったので、少し品質に疑問あり、です。
クチコミからの評価
食いつきに関する良い口コミと、悪い口コミの割合は五分五分でした。このことから、食いつきに関しては、好き嫌いが結構な確率でキッパリと分かれることがわかりました。
また、良い口コミの「お通じが良くなった」は米麹のおかげかもしれません。
悪い口コミにある「別のフードにしたら毛艶が良くなった」というのがありましたが、切り替えた側のフードが何かというのがわからないため、憶測にはなりますが、高価なフードになるとタンパク質、脂質の数値が高くなる傾向がありますので、切り替えたフードが被毛をきれいに保つための栄養価、特に脂質などが良質で多く含まれているのかもしれません。
まとめ
原材料のみを見ると、あまりおすすめはできない商品かな、と思いましたが、成分のバランスの良さ、コストパフォーマンスを考えると、一概によくない、とは言い切れない商品だと感じました。
バランスがよく、ある程度安価な商品をお探しの方には向いているかもしれません。
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商品名 | おすすめ度 | 価格(1kg) | ショップ |
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ウェルケア「柴専用・オールステージ」
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469円
(Amazon調べ 2023.09.07)
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ウェルケア「ミニチュア・シュナウザー専用・オールステージ」
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2.9 |
520円
(Amazon調べ 2023.09.07)
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ウェルケア「フレンチ・ブルドッグ専用・オールステージ」
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2.9 |
505円
(Amazon調べ 2023.09.07)
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