犬暮らし

犬暮らし

Amazonで価格をチェック

Bwild(ビーワイルド)ドッグフードの安全性などを専門家が評価!クチコミも掲載

執筆

コスパに優れた「プレミアム」ドッグフード

Bwild(ビーワイルド)ドッグフード

おすすめ度
(3.9)
原材料 成分 食いつきや形状 コスパ その他の評価
5 4.5 3 4 3
商品名 おすすめ度 価格(1kg) ショップ
ビーワイルド(アンチョビwithポテト&エンドウ豆:成犬用)
3.9 2,715
(Amazon調べ 2024.05.12)
ビーワイルド(イノシシ:成犬用)
3.9 2,044
(Amazon調べ 2024.05.12)
ビーワイルド(ラムwithポテト&エンドウ豆:成犬用)
3.9 2,178
(Amazon調べ 2024.05.12)
ビーワイルド(パピー鹿肉)
3.9 2,719
(Amazon調べ 2024.05.12)
ビーワイルド(パピーダックwithポテト)
3.9 2,318
(Amazon調べ 2024.05.12)
今回はELMOが提供するプレミアムドッグフードBwildを分析・評価します。
ELMOのドッグフードはペット先進国であるイタリアで生産されています。
腸内環境や免疫力向上、関節の健康維持など犬にとって有効な原料や成分を含む商品が多くラインナップされています。中でもBwildは高品質なドッグフードとなっています。
Bwildのラインナップは・・・

  • アンチョビwithポテト&エンドウ豆
  • ラムwithポテト&エンドウ豆
  • イノシシ

と、あまりドッグフードには含まれない低アレルギーな原料を主原料としています。
今回はこのラインアップの中から「アンチョビwithポテト&エンドウ豆」をピックアップして検証します。

原材料からみた安全性などを評価

まずは原材料から見ていきましょう。

アンチョビ、ジャガイモ、鴨油、鶏肉、ビール酵母、ビートパルプ、エンドウ豆、サーモンオイル、タンパク加水分解物、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン、ナトリウム、塩化物)、マンナンオリゴ糖(MOS)、キシロオリゴ糖(XOS)、ビタミン類(A、D3、E)、ユッカシジゲラ、スピルリナ原末、加水分解甲殻類(グルコサミン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン源)、乳清タンパク

シンプルな原材料であることがわかります。

良質な必須脂肪酸を多く含む原料

ドッグフードでは聞きなれないアンチョビとはカタクチイワシのことです。
カタクチイワシは青魚に分類され、必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸が豊富に含まれます。これら必須脂肪酸は皮膚の水分量を十分に保ち肌のバリア機能を高めてくれます。美しく滑らかな被毛を作ってくれます。また、免疫機能の維持にも役立つため、丈夫な体を作ってくれます。

グレインフリー(穀物不使用)

アンチョビの次にはジャガイモが来ています。
Bwildは穀物類不使用のため代替として使われています。
ジャガイモは犬にとって消化にいい原料とされ、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方の食物繊維を多く含みます。不溶性食物繊維は腸の中で水分を吸い込んで膨らむことで、腸を刺激し排便を促してくれます。水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になります。うんちを柔らかくしたり腸内善玉菌を増やして排便を促す効果が期待できます。

また、商品名に入っている、えんどう豆も食物繊維が豊富で主に不溶性食物繊維が含まれます。

あまり見慣れない鴨油の栄養について

鴨油はあまりドッグフードでは見慣れませんが、鴨の脂は融点が低く、胃のなかで溶けやすいため、胃に負担をかけにくい脂です。また、血液をサラサラに保つ不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

関節の健康維持

人間用のサプリメントでもよく目にすることのあるグルコサミンやコンドロイチンは関節の健康維持に効果があります。

腸内環境改善に役立つ原料

マンナンオリゴ糖、キシロオリゴ糖などは腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整える役割や、ミネラルの吸収を助ける役割があります。

以上から原材料にはとても安全なものが使われていることがわかりました。

成分表から見た安全性などを評価

次に成分表を見ていきましょう。
栄養基準を策定しているアメリカの団体、AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)が開示している基準値と比較していきます。

子犬の基準値と比較
成分名基準値Bwild(ビーワイ・・・
カロリー基準値なし425kcal
タンパク質22.5%以上31%以上◎ EXCELLENT
脂質(粗脂質)8.5%以上20%以上◎ EXCELLENT
繊維(粗繊維)基準値なし2%以下
水分基準値なし8%以下
灰分基準値なし7%以下
炭水化物基準値なし記載なし
リン1.0~1.61.2%以上◎ EXCELLENT
カルシウム1.2~1.81.5%以上◎ EXCELLENT
ナトリウム0.3%以上記載なし
マグネシウム*0.06%以上記載なし
オメガ3*0.13%以上0.9%以上◎ EXCELLENT
オメガ6*1.3%以上3.5%以上◎ EXCELLENT
基準値のオメガ3はαリノレン酸+EPA+DHAを合わせた数値基準値のオメガ6はリノール酸の数値
成犬の基準値と比較
成分名基準値Bwild(ビーワイ・・・
カロリー基準値なし425kcal
タンパク質18.0%以上31%以上◎ EXCELLENT
脂質(粗脂質)5.5%以上20%以上◎ EXCELLENT
繊維(粗繊維)基準値なし2%以下
水分基準値なし8%以下
灰分基準値なし7%以下
炭水化物基準値なし記載なし
リン0.4~1.61.2%以上○ GOOD
カルシウム0.5~1.81.5%以上○ GOOD
ナトリウム0.08%以上記載なし
マグネシウム0.06%以上記載なし
オメガ3*基準値なし0.9%以上
オメガ6*1.1%以上3.5%以上◎ EXCELLENT
基準値のオメガ3はαリノレン酸+EPA+DHAを合わせた数値基準値のオメガ6はリノール酸の数値

本商品は成犬用ではありますが子犬、成犬ともに栄養基準をしっかり満たしていることがわかります。

タンパク質については30%以上と豊富に含まれるため、プレミアムドッグフードと言われるだけはありますね。

脂質は20%とこちらもしっかり含まれていますね。
一般的なドッグフードよりも高い比率が含まれていますが、青魚や鴨の脂は体に蓄積されにくい、太りにくい性質を持っています。
ただ、肥満気味のワンちゃんは10%以下まで抑えた方がいい場合もあるので太ったワンちゃんにはおすすめできません。

繊維質はジャガイモやえんどう豆を使用しているので高いかなと思いましたが、繊維質は2%と他のドッグフードと比べると少ないですね。繊維質は4%くらいあってもいいかなと思いますが健康なワンちゃんであれば問題ないでしょう。

リンの値は高タンパクフードであることから少し多いですが基準値内です。尿路や腎臓に不安のあるワンちゃんは基本的に高タンパク食を避けた方がいいかもしれません。尿路や腎臓への負担はリンとカルシウムのバランスにも左右されますが、こちらは概ね問題ない範囲に収まっています。

必須脂肪酸であるオメガ3と6は豊富に含まれますので皮膚や被毛の健康維持にはとても有効と言えます。

最後にカロリーについては平均的なドッグフードのカロリーは350kcal程度ですから、とても高カロリーであることがわかります。ただ、炭水化物の量は推定で40%程度に抑えられていると思いますので、極端に太りやすいということはないでしょう。ただ、食欲旺盛なワンちゃんだと多くの量を食べられないので物足りないと感じることがあるかもしれませんね。

以上からワンちゃんにとってはとてもいい成分値となっています。

形状と食いつきについて

次に形状や食いつきを見てみましょう。
とても薄い形をしているため、手で簡単にパキッと割ることができます。
歯が弱いワンちゃんでも食べられそうな厚みですね。

粒の大きさは10mmの直径に3〜4mmくらいの厚みになっています。

匂いはあまり強くありません。
カタクチイワシが主原料だったので魚の匂いが強いフードかな?と想像していましたが一般的なドッグフードと変わりません。

実際にワンちゃんに食べさせてみたところ、匂いが弱いためか最初は何度も嗅ぐ様子で、ようやく食べるといった感じで、最終的には完食してくれました。食いつきがいいという感じはしませんでした。また、口コミがとても少ないため、多くのワンちゃんにとってどうなのか?という点がもわからないため正く判断できませんでした。

推測ですが動物性原材料が多く使用されているという点は嗜好性が高い傾向が多いですが、ドッグフードは高価なほど食いつきが悪く嗜好性が落ちてきます。これは健康志向になっていくためです。人間もファーストフードの方は多くの人、添加物まみれのお菓子が美味しいと感じる人が多いという点と一緒ですね。

コストパフォーマンス

Amazonの販売価格を見ると3kgで6,523円、1kgあたり2,175円となっています。
ドッグフード全体を見ると高いと感じるこかもしれませんが、動物性原材料が65%以上、穀物類不使用、低アレルギーな原料を使用していることを考えるとかなりコストパフォーマンスはいいでしょう。
動物性原材料が多く使用されている定番のプレミアムドッグフードACANAのプレイリーポートリーレシピ(動物性原材料50%)が1kgあたり、2,060円のため、ほぼ同程度の価格でありながらも動物性原材料はさらに多く含まれます。また、Bwildはカロリーが高いため給与量が少なくなりますのでカロリー換算で考えると、さらにお得であることがわかります。

その他の評価

人工着色料、人工保存料も不使用されていないドッグフードで原材料、成分ともにいいでしょう。
その他にも低アレルゲン、ワンちゃんの健康維持に寄与する原材料などが使用されていることもあり、全体的にとてもいいフードです。原材料はすべてヨーロッパで生産されていることもあり安心できるポイントです。

ただ、原材料の受け入れ時の検査が行われているか、やトレーサビリティ(その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのか)が導入されているかなどは不明です。

クチコミについて

当ページの下部にある口コミ投稿、ショッピングサイトやSNSなどでのクチコミを以下にまとめました。
当サイトへいただいたフードへの口コミはできるだけそのまま記載するようにしています。

良いクチコミ

クチコミからの評価

口コミが少ないため、多くのワンちゃんにとってどうなのか?という判断ができませんでした。
もし、Bwildシリーズを与えているご家庭があればこちらよりレビューにご協力いただけますと幸いです。

まとめ

全体的に原材料、成分ともによく、尚且つコスパも優れているということもあり、おすすめしたいドッグフードです。低アレルゲンでもあるため、食物アレルギーに配慮されたい方には特にあう商品(※原材料に含まれる鶏肉はアレルギーが多い)でしょう。
良質な脂質に腸内環境を整える原材料、関節のトラブルに効果のある成分などがふんだんに使用されています。
嗜好性、食いつきの相性が良ければ愛犬家におすすめできるドッグフードです。

Bwild(ビーワイルド)ドッグフードの口コミを投稿する



    • 口コミはホームページで公開させていただく場合がございます。
    • This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.
    商品名 おすすめ度 価格(1kg) ショップ
    ビーワイルド(アンチョビwithポテト&エンドウ豆:成犬用)
    3.9 2,715
    (Amazon調べ 2024.05.12)
    ビーワイルド(イノシシ:成犬用)
    3.9 2,044
    (Amazon調べ 2024.05.12)
    ビーワイルド(ラムwithポテト&エンドウ豆:成犬用)
    3.9 2,178
    (Amazon調べ 2024.05.12)
    ビーワイルド(パピー鹿肉)
    3.9 2,719
    (Amazon調べ 2024.05.12)
    ビーワイルド(パピーダックwithポテト)
    3.9 2,318
    (Amazon調べ 2024.05.12)
    ドッグフードの評価一覧