犬猫生活 ドッグフードの安全性などを専門家が評価!クチコミも掲載
原材料にこだわったドッグフード
犬猫生活 ドッグフード
おすすめ度 | ||||
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(3.5)
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原材料 | 成分 | 食いつきや形状 | コスパ | その他の評価 |
4.5 | 4 | 3 | 2 | 4 |
商品名 | おすすめ度 | 価格(1kg) | ショップ |
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犬猫生活「オールステージ」
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3.6 |
5,303円
(Amazon調べ 2023.10.18)
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犬猫生活「シニア」
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3.5 |
5,303円
(Amazon調べ 2023.10.18)
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「犬猫生活ドッグフード シニア」は、犬猫生活株式会社が製造販売する国内製造のドッグフードです。犬猫生活はペットフード製造にあたって、3つのこだわりがあります。
こだわりその1:国内製造
⽝猫⽣活のフードはすべて国内の⼯場にて⽣産。保存料なしでも製造後の鮮度を保った状態でおいしいフードをお届け。
こだわりその2:無添加
合成保存料、合成香料、合成着色料を一切使用していません。国内工場で製造するため、海外製造品の輸送に耐える目的の保存料は不要です。そして製造後の鮮度を保った状態で⾷べ切れる⼩パック用意しています。また、各原材料を加工するための合成保存料、合成⾹料、合成着⾊料についても厳しく制限しています。
こだわりその3: 国内外の選り抜きの素材を使用
国産のものを中⼼に、安定した品質かつ良質な海外産のものを使っており、すべての原材料の産地を公開しています。国内原材料のみにこだわらず、海外産原料がより優れていれば積極的に採用します。
また、犬猫生活はオーナーに向けて、香り、手触り、味のチェックをお願いしています。それはぜひ試してみましょう。
ということで今回は「犬猫生活ドッグフード シニア」を検証します。
原材料からみた安全性などを評価
「犬猫生活ドッグフード シニア」の原材料は以下の通りです。
生肉(鶏肉〈日本〉、牛肉〈ニュージーランド、オーストラリア、日本〉、金沢港の旬の魚〈日本〉、鶏レバー〈日本〉)、イモ類(ジャガイモ〈アメリカ〉、サツマイモ〈日本〉)、タピオカ澱粉〈タイ〉、ココヤシ粉末〈マレーシア〉、豚油かす〈日本〉、カツオとマグロの魚粉〈日本〉、玄米粉〈日本〉、ひまわり油〈日本〉、アルファルファ〈フランス〉、ごま油〈日本〉、リンゴ〈日本〉、トマト〈日本〉、鶏油〈日本〉、ミネラル類(Ca、Zn、Cu)、乳清〈日本〉、脱脂粉乳〈日本〉、アミノ酸(タウリン、メチオニン、リジン)、グルコサミン(日本)、ブルーベリー(日本)、コンドロイチン (デンマーク) 、海草〈ノルウェー〉、フラクトオリゴ糖〈日本〉、乳酸菌〈日本〉、マグロオイル〈日本〉、ビタミン類(B1、B2、パントテン酸、B6、B12、ナイアシン、葉酸、E、K)、ルテイン含有マリーゴールド色素(インド) |
原産国表記
ビタミン類以外の原材料にはすべて原産国の記載があり、オーナーのドッグフード選びによい基準を与えてくれています。
4つの動物性主原料
犬の本来の習性に寄せて、鶏肉・牛肉・魚肉・鶏レバー(いずれも生肉から)を使用しています。複数のお肉を使用することで、例えば鶏肉にない栄養素を牛肉や魚から補えるところが嬉しい点です。
グルテンフリー
穀類はアレルギーに対するリスクの低い玄米を使⽤しています。⾷物繊維源はサツマイモ、ひよこ⾖、また炭水化物はイモ類(タピオカ澱粉含む)から摂取できる配合です。
魚粉
カツオとマグロの魚粉を使用しています。自然の原料から鉄分、各種ビタミン、DHA、EPAを摂取できます。
腸内環境の改善
乳清(ホエー)やビフィズス菌、オリゴ糖を使用しており、腸内環境改善効果が期待できます。
オメガ3脂肪酸
マグロオイルからオメガ3脂肪酸が摂取でき、地肌や被毛の保護が期待できます。
グルコサミン・コンドロイチン配合
関節軟骨を強化するグルコサミン・コンドロイが配合されています。シニア期に備えて摂取したい栄養素です。
ノンオイルコーティング
香り付けのためのオイルコーティングをしないことで酸化のリスクを排除しています。
着色料・保存料不使用
合成保存料、合成香料、合成着色料を一切使用していません。
以上から、安全性の高いドッグフードであることがわかります。
成分表から見た安全性などを評価
「犬猫生活ドッグフード シニア」の成分表は以下の通りです。
タンパク質 | 26%以上 |
脂質 | 9%以上 |
粗繊維 | 3%以下 |
灰分 | 6.5%以下 |
水分 | 10%以下 |
代謝エネルギー | 338kcal/100g |
タンパク質は26%以上で、筆者がドッグフードを選ぶ際に参考にするAAFCO全米飼料検査官協会(The Association of American Feed Control Officials)の推奨値18%以上(成犬)〜22.5%以上(幼犬)をクリアしており、十分なタンパク質が含まれています。原材料から推測する限りですが、その中でも動物性タンパク質の割合がかなり高そうです。
脂質は9%以上で、同協会の基準値5.5%以上(成犬)〜8.5%以上(幼犬)をクリアしています。他社のフードに比べると脂質が抑えられています。(筆者が日常的に使用しているフード比:アカナプレイリーポートリー17%。シュプレモ成犬用チキン15%以上)脂質については上限値10%以下を推奨する専門家もおられますので、適切と言えます。
高タンパク質と適度な脂質で構成されているフードといった印象です。
形状と食いつきについて
形状は5mmx15mm、厚みは約5mmで、うさぎ用のペレットフードのような形状です。手触りはパサパサしており、一粒一粒が軽いです。
オイルコーテイングがされていないせいか、香りはさほど強くなくお肉感もあまり感じられず、小動物用のペレットフードのような香りがします。
試食してみましたが、ペットショップのうさぎハムスターコーナーの香りが口の中に広がりました。コーンパフのようで消化に良さそうなライトな食感で、老犬や歯の弱い子も容易に噛み砕けそうです。
うちの子たちにも食べてもらいました。
筆者の愛犬(中型13kg)
最近では混ぜ物が必要な子ですが、単品で完食しました。
筆者の愛犬(小型6.5kg)
食べませんでした。少し匂いを嗅いで、あとは見向きもしませんでした。頑なに食べないのでお湯で風味を増す作戦に出ましたが、粘り強く最後まで食べませんでした。
1勝1敗。
ちなみにパッケージ裏にはとても正直にこう案内があります。
「食べてくれる確率は50%です。その理由は、犬猫生活がノンオイルコーティング品だから。濃い味わいに慣れている場合、すんなり食べてくれないことがあります。」
コストパフォーマンス
「犬猫生活ドッグフード シニア」はAmazonにて850gあたり4,757円で購入できます。
定期便が用意されていますので、定期便を登録すると10%OFFになります。(2023年10月時点)
筆者の愛犬(小型犬6.5kg)が1ヶ月続ける場合、3.9kg必要で約22,000円弱となり、お財布に厳しい価格となってきます。
すべての原材料の産地が明瞭な点、各原材料を加工する際の添加物も厳しく制限している点、人工保存料等を使用していない点などを鑑みると適切な価格なのかもしれません。
しかし、筆者宅ではレギュラーメンバーには入れられない価格帯です。
その他の評価
原材料、成分ともに、とくに気になる点はありません。
各原材料を加工するにあたっての添加物についても制限しているところに、無添加を気にしながらつい盲点となって見落としだったことに気づかされました。
クチコミについて
当ページの下部にある口コミ投稿、ショッピングサイトやSNSなどでのクチコミを以下にまとめました。
当サイトへいただいたフードへの口コミはできるだけそのまま記載するようにしています。
良いクチコミ
- 原産国が表示されているので安心感があります。
海外産の原料も使われていますが産地を表示しており、主な原料は国産なので、安心して食べさせることができます。 - コンドロイチン、グルコサミン、ブルーベリーなど、シニア犬に嬉しい栄養素や乳酸菌などが豊富に入っている。
値段は気になるが、喜んで食べてくれている。 - 材料ごとに原産国が明記されているので、買うか買わないかの判断材料となってとても助かります。
海外のよくない材料を使って日本国内で製造しているフードもあったりするので、安心できます。 - お腹の調子が良くなりました。
乳酸菌のおかげなのか、しっかり食べるようになったからなのか、きちんとうんちが出るようになりました。
悪いクチコミ
- 苦手な香りなのか、食べてくれませんでした。
- 栄養豊富なのに、なかなか食べてくれません。
- 魚の餌のような匂い。
クチコミからの評価
食いつきについての口コミは概ね高評価です。
また、各原材料に原産国を表記するという点でも評価を得ており、オーナーのドッグフード選びに指標と安心感を与えてくれているようです。一方で、愛犬が興味を示さない、食べないという声も少数見られます。
そして、愛犬の健康のために購入しているとはいえ価格についてはやはり気になるところのようで、高級和牛並みとの口コミも見られました。
試供品の用意はありませんが、メーカーの定期コースで初回限定価格が設定されていることもあります。(詳しい内容、用件はメーカーサイトの案内をよく読んで確認してください。)
高いフードですので、まずは少量を試してから購入を継続すると良いでしょう。
まとめ
「犬猫生活ドッグフード シニア」を検証しました。
動物性成分豊富な主原料、各原材料の原産国表記といった安心感、シニア犬に嬉しい栄養素、合成保存料等無添加といった魅力がたくさん詰まったフードでした。これら安心感、魅力からみたコストパフォーマンスとしては、満点に近いものがあります。
しかし、毎日、何年も続ける日々の食事として考えた場合、決して高くないとは言えない点、そして食いつきについて筆者宅と同様の口コミも数件見られた点に限り、筆者の評価は少し低めです。
これほどの品質のフードを経済面でも継続でき、また愛犬の食欲が持続すれば、大変理想的なフードと言えます。
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