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プロフェッショナル・バランスの安全性などを専門家が評価!クチコミも掲載

執筆

低価格ながらも栄養バランスのいいドッグフード

プロフェッショナル・バランス

おすすめ度
(2.9)
原材料 成分 食いつきや形状 コスパ その他の評価
1.5 3.5 4 3 2.5
商品名 おすすめ度 価格(1kg) ショップ
プロフェッショナル・バランス「成犬用(1歳から)」
2.9 1,338
(Amazon調べ 2023.09.20)
プロフェッショナル・バランス「小粒・成犬用(1歳から)」
2.9 1,672
(Amazon調べ 2023.09.20)
プロフェッショナル・バランス「子いぬ用(1歳まで)」
2.9 1,672
(Amazon調べ 2023.09.20)
プロフェッショナル・バランス「小粒・子いぬ用(1歳まで)」
2.9 1,672
(Amazon調べ 2023.09.20)

プロフェッショナルバランスはペットライン株式会社が販売するドッグフードです。
食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000の認証を受けた岐阜県多治見市の工場で生産されています。
原材料に関しては、その産地までは開示されていませんが、成分検査後に受け入れされるようです。
このあたりは安心できるところですね。

プロフェッショナルバランスはペットライン株式会社が製造するドッグフードで上位のブランドです。
また、ラインナップはステージ毎に細かく分かれていて、腎臓や心臓の健康に特化したものや、体重管理用、アレルゲンケア、pHコントロール用などがあります。

今回は多くある種類の中から「プロフェッショナル・バランス 1歳から」をピックアップし、分析、解説します。

 

原材料からみた安全性などを評価

まずは原材料から見ていきましょう。

穀類(とうもろこし、コーングルテンミール、小麦ふすま)、肉類(チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから、脱脂大豆)、油脂類(動物性油脂、フィッシュオイル:DHA・EPA源、米胚芽油)、魚介類(フィッシュミール)、糖類(フラクトオリゴ糖)、セレン酵母、共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)、シャンピニオンエキス、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、酸化防止剤(ガンマ-オリザノール、ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

第一主原料は穀物類です。
ドッグフードに含まれる穀物は、消化吸収しやすいような加工がなされている場合が多いので問題はありませんし、少量であれば取り入れたい原料です。
ただ、第一主原料が穀物類となっているため、かさ増しとコストダウンのために使われていると感じます。

次に肉類が来ています。
動物性のタンパク質というのはアミノ酸スコアが高く効率よく吸収されますので、主原料であることが望ましいです。
また、この肉類の中にある、ミートミールは一部では危険視されますが、AAFCO(全米飼料検査官協会:栄養基準や原材料、表示に関する基準を定めている団体) が定めるミートミールの定義の中には「血液、毛、ひづめ、角、皮、糞、胃、第一胃」は含まれませんので安心して与えられます。
懸念点があるとすれば何の動物の肉なのかがわからない、また、高熱で脂肪分を除去するのでタンパク質の変性といったところですがあまり、気にする必要はないかと思います。

原材料で引っかかる点としては動物性油脂です。
動物性油脂は原材料となる肉類の種類がわからないこと、開示できない部位、多くの種類、廃棄される品質の低い肉から抽出されている場合があります。
また、動物性油脂は酸化しやすいので酸化防止剤に化合物などが使用されることもあります。
ただ、プロフェッショナルバランスの酸化防止剤はいずれも植物性原料が元になっています。

酸化防止剤の中にγ(ガンマ)-オリザノールという聞き慣れない原料があります。
日清ペットフード株式会社と東京農工大学の共同研究でγ-オリザノールを含有した米胚芽油配合のドッグフードを与えることで脂質の分泌促進による被毛の光沢度に良い効果が期待できるという研究データが示されています。
詳しくは日清さんのページをご覧ください。
https://www.nisshin.com/company/release/details/120217_302730.html

上記をまとめると、気になる点は・・・

  • 穀物類が第一主原料
  • 動物性油脂が使われている

といったところです。

成分表から見た安全性などを評価

次に成分表を見ていきましょう。

たんぱく質 24.0%以上
脂質 10.0%以上
粗繊維 3.5%以下
灰分 9.5%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 1.2%(標準値)
リン 0.9%(標準値)
マグネシウム 0.1%(標準値)
ナトリウム 0.5%(標準値)
代謝エネルギー 365kcal / 100gあたり

主原料が穀物になるので若干、タンパク質量は少ないですが、適正値です。
AAFCO(全米飼料検査官協会:栄養基準や原材料、表示に関する基準を定めている団体) の基準値は、成犬用で 18.0 %以上、幼犬用で 22.5 %以上となり成分としてはクリアしています。
脂質についても、少なめですが適正値内で一般的なドッグフードと近い数値になっています。
肥満気味のワンちゃんに控えめの脂質で適しているかもしれません。

マグネシウム量は0.1%となっていて下部尿路の健康への配慮がされています。
また、下部尿路の健康維持に重要な成分としてリンとカルシウムがありますが、この成分の理想値は1:1〜2とされていますがプロフェッショナルバランスは理想値です。
主原料が穀物なのにリン値が0.9%となっているのでそこそこ高いなといったイメージです。
ただ、健康なワンちゃんであれば特に気にすることはないです。

形状と食いつきについて

形状は、まばらな円形で約10mm程度、厚み5mm程度です。

表面は見た感じではオイルのテカリなどはありませんが、触ると指に脂がつきます。
嗜好性を上げるためにかなり、オイルコーティングがされているのかなと思います。
匂いはあまり強くありません。
また、穀物が多く使われているので人間にとっては、そこまで臭いとは感じないでしょう。
硬さは指でも割れる程度で、全犬種で食べやすい硬さかなと思います。

筆者が一粒、口に入れて試してみましたが、人間でも比較的、簡単に噛み砕けます。

うちの愛犬(小型犬)にも与えてみましたが、最初の食いつきはよく、ただ、最後の方は飽きてしまったのか少しだけ、お残ししました。
この食いつきについては愛犬の好みによって分かれるところなので、犬によっては食いつきもいいと思います。

ただ、オイルコーティングがしっかりされているので、最初の食いつきはいいのではないかと思います。

コストパフォーマンス

Amazonで見ると3kgで4,015円で、1kgで大体1,338円です。
小型犬で5kgの成犬だとすると4,015円で1ヶ月程度は持ちます。
続けやすく、お手頃な価格だと思います。

ただ、第一主原料が穀物類ということを考えると高いといった印象です。
もう少し、金額が抑えられてもいいのかな?と思います。
そのため、同価格帯で選ぶとすればNutroのシュプレモをおすすめします。
シュプレモの評価についてはこちらをご覧ください。

その他の評価

その他についてまとめてみました。
まず、生産地についてですが、プロフェッショナルバランスは食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000の認証を受けた岐阜県多治見市の工場で生産されています。原材料は受け入れの際に、五感検査を行い色味や風味の確認、水分、タンパク質などの成分検査を行い、審査に通ったものが工場に受け入れられるようです。この点は安心できるところですね。
ただ、原材料の産地や、グレードなどは開示されていませんので心配なところですね。

パッケージには、ジップロックなどはついておらず、500g・6袋で小分けになっています。
ペットラインのドッグフードの多くがオイルコーティングがされているようですが、酸化しやすいので保管はジップロックやフードストッカーなどで正く管理した方がいいかもしれません。

原材料で記載した、以下の点が気にならなければ「いいドッグフード」でしょう。

  • 穀物類が第一主原料
  • 動物性油脂が使われている

クチコミについて

当ページの下部にある口コミ投稿、ショッピングサイトやSNSなどでのクチコミを以下にまとめました。
当サイトへいただいたフードへの口コミはできるだけそのまま記載するようにしています。

良いクチコミ

  1. 食いつきが良く、あっという間に完食してしまいました。
  2. このフードに変えてから毛並みが良くなりました。
  3. 問題なく食べてくれて、うんちが良くなり、匂いも減った。
  4. 食いつき抜群です。
クチコミからの評価

口コミは食いつきがいいというものばかりでした。
安価なフードは表面に嗜好性を上げるためのオイルコーティングがされることが多いですが、食いつきが多いことがよくあります。
価格が高くなるほど、健康志向のドッグフードになってくるため、オイルコーティングなどは行われなくなりますので、安い方が食べてくれるというのはドッグフードではよくあることです。

また、うんちが良くなった、匂いが減ったという口コミがありました。
この二つは腸内環境の改善ができたためだと思いますので、プロフェッショナルバランスに含まれる、LBSカルチャー(乳酸菌・納豆菌・酵母菌の共棲発酵培養物)が作用してくれているのかなと思います。

また、悪い口コミは見当たりませんでした。

まとめ

低価格ながらも、バランスのいい成分で、尚且つ、食いつきもいいドッグフードです。
ただ、昨今で主流となっているグレインフリー(穀物不使用)ではありません。
同価格帯で比較対象となるドッグフードはNutroのシュプレモをおすすめです。
シュプレモの評価についてはこちらをご覧ください。

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    商品名 おすすめ度 価格(1kg) ショップ
    プロフェッショナル・バランス「成犬用(1歳から)」
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