アイムス(IAMS)のドッグフードの安全性などを専門家が評価!クチコミも掲載
低価格でバランスのいいドッグフード
アイムス(IAMS)のドッグフード
おすすめ度 | ||||
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(3)
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原材料 | 成分 | 食いつきや形状 | コスパ | その他の評価 |
1.5 | 3 | 4.5 | 4 | 2 |
商品名 | おすすめ度 | 価格(1kg) | ショップ |
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アイムス 「成犬用・健康維持用・チキン・小粒」
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3 |
1,045円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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アイムス 「成犬用・健康維持用・ラム&ライス・小粒」
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3 |
1,109円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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アイムス 「成犬用・小型犬用・チキン・小粒」
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3 |
1,253円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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アイムス 「成犬用・体重管理用・ラム&ライス・チキン・小粒」
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3 |
1,109円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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アイムス 「成犬用・体重管理用・チキン・中粒」
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3 |
1,109円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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アイムスはアメリカのマース社が手がけるドッグフードブランドです。
同社ではヒト用のチョコレートのお菓子として日本でも有名なスニッカーズを生産しています。
また、シーザー、ペディグリーチャム、ニュートロ、カルカン、プロマネージとたくさんの有名なブランドなどを傘下に持っています。このアイムスもとても有名な商品ですね。
商品の値段も質もピンキリで、ペディグリーチャムのようなとても低価格なフードから、 Nutroのような健康志向で少しお高いフードまで幅広くラインナップがあります。
今回紹介するアイムスは同社の中では低価格と言える商品でしょう。
アイムスはステージをはじめ、フレーバー、粒サイズ、目的など10点以上のライナップで細かく製品が分類されています。
今回は「成犬用 健康維持用 小粒 チキン」に焦点を当て、分析、評価して行きましょう。
原材料からみた安全性などを評価
まずは原材料から見ていきましょう。
肉類(チキンミール、家禽ミール)、小麦、とうもろこし、大麦、チキンオイル、植物性タンパク、家禽エキス、乾燥ビートパルプ、乾燥酵母、フィッシュオイル、STPP (トリポリリン酸塩)、フラクトオリゴ糖、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、K3、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸) |
主原料はチキンミール、家禽ミールが使用されています。
低価格なフードながらも動物性原材料が主原料というのは嬉しい点ですね。
ミールは肉類を粉末状にしたもので、水分をすくまないため長期保存に適した原料です。ミールと聞くと危険とイメージされる方がいらっしゃるようですがアイムスはアメリカのAAFCO(全米飼料検査官協会:栄養基準や原材料、表示に関する基準を定めている団体) が定める団体に参考にされています。AAFCOでは頭部、足、内臓、羽毛、内臓は含まれないなど基準があるため、あまり気にしすぎる必要はありません。気になることとしては家禽ミールはニワトリ、アヒル、七面鳥などが鳥類が使われていますが、種類が特定できないといったところでしょうか。
次に小麦、とうもろこし、大麦など穀物類がきていますね。近年、穀物フリーのドッグフードが多いですね。これはワンちゃんが穀物類の消化が苦手としていることやアレルギー対策からでしょう。実際には、ドッグフードに含まれる穀物類は消化しやすいように加工してあることも多く問題がありません。また、アレルギーに関しても、牛肉や鶏肉、乳製品の方が穀物類より多く報告があります。さらに穀物類には食物繊維なども含まれるため、多少は取り入れた方がいいと言えます。
以下に気になるものを抜粋します。
STPP(トリポリリン酸塩)
ヒト用の食品や化粧品で広く使われている添加物です。
油と水を混ぜる際に使われることが多く、ドッグフードに形成に使われることがあります。
基本的に体外に排出されますので問題ありませんが、大量に摂取すると腎臓、尿路などにトラブルを起こすことがあります。
ただ、悪い面ばかりでなく、歯垢の石灰化を抑える効果があります。
BHA・BHT
酸化防止剤のBHAとBHTです。危険な添加物とイメージする方も多いと思います。
ラットに長期間・大量に与えたところ発がん性が認められました。
BHAはヒト用の食品で広く使われています。
次にBHTは主に酸化を防ぎ、食品の賞味期限を延ばすために利用されます。
ラットを使った実験では脂肪組織への沈着、肺腫瘍、犬を使用した実験では軽度から中程度の下痢が見られました。BHA同様にヒト用の食品でも使われています。
BHA、BHTに関しては最近のドッグフードではあまり見かけなくなりましたね。
懸念のある化学合成添加物ですので避けた方がいいと言えますね。
以上からアイムスのドッグフードは原材料を見る限りだと、いいとは言えないですね。
成分表から見た安全性などを評価
次に成分表を見ていきましょう。
栄養基準を策定しているアメリカの団体、AAFCO(アーフコ・全米飼料検査官協会)が開示している基準値と比較していきます。
成犬の基準値と比較 | ||
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成分名 | 基準値 | アイムス(IAMS)・・・ |
カロリー | 基準値なし | 377kcal |
タンパク質 | 18.0%以上 | 24.0%以上◎ EXCELLENT |
脂質(粗脂質) | 5.5%以上 | 12.5%以上◎ EXCELLENT |
繊維(粗繊維) | 基準値なし | 4.0%以下 |
水分 | 基準値なし | 10.0%以下 |
灰分 | 基準値なし | 9.0%以下 |
炭水化物 | 基準値なし | 記載なし |
リン | 0.4~1.6 | 記載なし |
カルシウム | 0.5~1.8 | 記載なし |
ナトリウム | 0.08%以上 | 記載なし |
マグネシウム | 0.06%以上 | 記載なし |
オメガ3* | 基準値なし | 記載なし |
オメガ6* | 1.1%以上 | 記載なし |
成分を見てみると、タンパク質が24%以上となっています。
AAFCOでは、タンパク質は成犬期(維持期)では18%以上含むことを推奨していますが、問題なくクリアしていますね。
次に脂質ですが12.5%以上と基準値を超えながらも一般的なドッグフードよりも少し控えめになっているので、健康を保ちながら太りにくいドッグフードと言えるでしょう。
粗繊維は4%と一般的なドッグフードと同程度でいいバランスと言えるでしょう。
ミネラル分の記載はありませんが、原材料を見る限りだと一般的なドッグフードと変わらないでしょう。
成分を見る限りだとしっかりと基準を満たしていると言えるでしょう。
形状と食いつきについて
今回は添加物が気になるため、実食はありません。
安価なドッグフードは基本的に食いつきがいい傾向があります。
口コミを見る限りだと、食いつきと嗜好性の高さには定評があります。
まずは美味しく食べてくれないと意味がありませんので、愛犬が好き嫌いが多い場合は試してみるのもいいかもしれませんね。
コストパフォーマンス
Amazonの価格を見ると2.6kgのパッケージで2,473円(2024/12/26)、1kg単価で951円と比較的、低価格なドッグフードと言えますね。同価格の他社製品だと動物性原材料が主原料として使われていないこともあるためコスパも優れていますね。
ただ、もう少し金額を出せばNutroなどの定番商品もありますね。
その他の評価
パッケージにジッパーが付いていないので保存には少し手間がかかりますね。
フードストッカーなどで保管した方がいいですね。
また、フードストッカーでの保管ですがドライフードは冷蔵庫での保管はおすすめしません。
冷蔵庫を開けた時に庫内と外の温度差からドッグフード自体に水滴が発生して湿気が入ります。これによってカビやすくなってしまうので、日光が当たらないい、湿度の低い、冷暗所で保管しましょう。
クチコミについて
当ページの下部にある口コミ投稿、ショッピングサイトやSNSなどでのクチコミを以下にまとめました。
当サイトへいただいたフードへの口コミはできるだけそのまま記載するようにしています。
良いクチコミ
- とても夢中になって食べてくれる。
あっという間に完食してくれるのでとても美味しいのだと思います。 - コスパがよく、食いつきもいいのでとても助かっています。
- 毎回、完食してくれます。ガツガツ食べてくれます。
悪いクチコミ
- ジッパーがついていない、小分けにもなっていないため、保管が大変です。
- うんちがものすごく臭くなってしまった。
うちの犬には合わないようです。 - とにかく便の匂いがキツくなりました。
クチコミからの評価
口コミは抜群ですね。
悪い口コミとしてはパッケージにジッパーがついていない、小分けでもないため、保管が大変といったものが主でした。
ただ、中にうんちが臭くなったというものがありましたね。
ワンちゃんのうんちの匂いは腸内細菌が関係しているので、あまり合わなかったということかもしれません。あと、体質に合わない場合は軟便のこともありますね。軟便の場合はより匂いが強く感じるでしょう。
まとめ
アイムスの分析、評価はいかがでしたでしょうか?
嗜好性はとても高く、その味に満足してくれるワンちゃんは多いでしょう。
原材料に不安はありますが、成分値は問題なしです。与えてみてもいいかなと思った方はまず、お試しで少量パックから始めてみましょう。
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商品名 | おすすめ度 | 価格(1kg) | ショップ |
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アイムス 「成犬用・健康維持用・チキン・小粒」
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3 |
1,045円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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アイムス 「成犬用・健康維持用・ラム&ライス・小粒」
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1,109円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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アイムス 「成犬用・小型犬用・チキン・小粒」
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3 |
1,253円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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アイムス 「成犬用・体重管理用・ラム&ライス・チキン・小粒」
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1,109円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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アイムス 「成犬用・体重管理用・チキン・中粒」
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3 |
1,109円
(Amazon調べ 2024.05.17)
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