獣医師の松本 千聖さんに回答していただきました。
松本 千聖(獣医師)さんの回答
もし愛犬に熱湯がかかった場合は、まずシャワーなどの流水をかけて冷やすことが大切です。
注意点として水の流れは弱めることかつ痛まないように患部の真上からではなく、斜め方向からあてるようにしましょう。
また、低体温にならないように他の部分はタオルやブランケットなどで覆って患部のみを冷やすことも大切です。
凍傷や患部が悪化する危険性があるため氷や保冷剤は使用してはいけません。
なお、火傷は放置しておくと感染症や患部の壊死などが起こる可能性が高いことから、自己判断で処置を行うことはせずに患部を冷やしつつ動物病院を受診する準備も並行して進めるようにしてください。
飼い主さんもパニックになっていることが多いため、通院手段としてはタクシーなどを利用することも検討するようにしましょう。