犬暮らし

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立川、昭和記念公園ドッグランを徹底解説(レポート)

東京、立川にある総面積180haの国営公園である国営昭和記念公園。
膨大な広さを誇る敷地の中にドッグランがあります。
ドッグランの広さは休憩スペースも含めると約7,000平方メートルで都内最大規模のドッグランです。

エリア分け

ドッグランは5つのエリアで区分けされています。

小型犬専用エリア 体高40cm 以下 / ボールOK
オープンアクティブエリアA
(中〜大型犬専用)
体高40cm 以上/ボールOK
※公式サイトでは2023年11月まで試験的に大型犬・中型犬専用エリアとのことでしたが2024年1月訪問時もそのままでした。
オープンアクティブエリアB 全犬種OK/ボールOK/遊具あり
オープンアクティブエリアC 全犬種OK/ボールOK
くつろぎエリア 全犬種OK/ゆっくり休んだり大人しい子向き(走ったりするのはNG)
※エリア内の一部にドッグランに慣れていないワンちゃん用にビギナーズエリアがあります。

小型犬エリア

体高40cm以下のワンちゃんが対象の小型犬専用エリアです。
ボール遊びができます。

広さは小型犬専用ではありますが、かなり広いです。
ざっくり広さを測ろうかとも思いましたが、あまりにも広いので断念しました。
ドッグラン内には木々が埋めてあり、日差しの強い時は日除になってくれます。

地面は主に土、芝ですが、一部アスファルトの部分があります。
土、芝部分は柔らかくワンちゃんの関節への負担も軽減できると思います。
ただ、水捌けの悪い箇所もあるので雨上がりの時は部分的にぬかるみますので注意が必要です。
オシッコポールもあります。

また、水場も完備されていますので便利です。

オープンアクティブエリアA(中・大型犬エリア)

オープンエリアAは公式サイトによると2023年11月まで試験的に大型犬・中型犬専用エリアとのことでしたが、2024年1月訪問時もそのままでした。
体高40cm以上のワンちゃんのみが入場可能です。
ボール遊びOKです。

大型犬でもボール遊びできるほどの広さがあります。

地面は芝と土がメインです。
日除のできるベンチが設置してあるため、飼い主は、ゆっくりとくつろぐことができます。

もちろん、水場も完備です。

オープンアクティブエリアB

全犬種OK、ボール遊びOKのオープンアクティブエリアBです。

十分すぎるほど広いです。

このエリアには遊具があります。
以下は坂道遊具です。

もう一つ遊具がありますが、整備中でした。
ベンチ、水場も完備です。

地面は土と芝生で足や関節の負担は少ないでしょう。
木陰が少ないので夏は日差しが厳しいです。
夏場のオススメは次に紹介するオープンアクティブエリアCです。

オープンアクティブエリアC

全犬種OK、ボール遊びOKのオープンアクティブエリアCです。
このエリアは木陰が多いため夏には暑い日差しからワンちゃんを守ることができます。

広さは十分です。

地面は土と芝、コンクリートです。
ベンチ、水場、オシッコポール完備です。

くつろぎエリア

大人しかったり、老犬で運動量が少ない犬種におすすめのくつろぎエリアです。
また、エリア内の一画をドッグランに慣れていないビギナーズエリアとして使用しています。
ボール遊びなどはできません。

くつろぎエリアとはいえ、他のエリアと大きさは変わらず、かなりの広さです。

地面は土、芝です。

設備について

設備関係を紹介します。

フェンスの高さについて

大体、120cmくらい?のしっかりした高さがあるため、安心して利用できます。

入場口と扉について

全エリア、扉は二重扉になっています。

地面の素材について

土と芝がメインですがコンクリートのところもあります。
土と芝はかなり柔らかいのでワンちゃんの関節の負担を抑えられると思います。
ただ、柔らかい尚且つ、水捌けの悪い箇所があるので雨上がりは注意が必要です。

そのほかの設備

ドッグラン内にはベンチ、水飲み場、遊具があります。
愛犬とゆっくり過ごすことができるでしょう。

利用方法について

ドッグランの利用料は無料ですが国営昭和記念公園の入場料がかかります。
入場料は以下です。

大人(高校生以上)一般 450円
大人(高校生以上)団体 290円
シルバー(65歳以上)一般 210円
シルバー(65歳以上)団体 210円
小人(中学生以下)一般・団体 無料

また、ドッグランの利用には誓約書が必要になります。
入場口にドッグランの受付があります。

  1. ペット同伴誓約書にサイン(受付にもありますが事前記入を推奨)
  2. 受付にペット同伴誓約書と狂犬病予防接種済証・混合ワクチン(三種以上)予防接種済証を提示
  3. 入場可能

ペット同伴誓約書は毎回サインが必要ですが、愛犬登録カード(わんパス)を申し込めば発行日から1年はカード提示のみで利用可能です。
こちらにて記入表をダウンロードできます。

混み具合

平日は空いていますが、土日祝日は混み合うことが多いです。
混み合っている時は、ドッグランを使用しなくても公園内を散歩するだけでも満足するでしょう。

園内には売店やレストランもあります。

昭和記念公園はとても自然が豊かで、ワンちゃんにとって、視覚、嗅覚ともに刺激的な散歩ができます。
特に春頃からはさまざまな花が見ごろを迎えるため、散歩を楽しめると思います。

  • 桜(3月中旬〜4月中旬)
  • ネモフィラ(3月下旬〜4月中旬)
  • チューリップ(3月下旬〜4月中旬)
  • 菜の花(4月上旬〜下旬)
  • ツツジ(4月上旬〜下旬)
  • フジ(4月上旬〜下旬)
  • シャーレ―ポピー(4月中旬〜5月中旬)
  • スイレン(5月中旬〜6月中旬)

注意事項

注意事項は多数ありますので注意しましょう。

利用できないワンちゃん

  • 狂犬病予防接種・混合ワクチン(三種以上)を受けていない
  • 他の犬に攻撃的なワンちゃん
  • 発情期の雌(出血中及び出血が止まってから2週間以内)

ドッグラン内での注意事項

  • ドッグキャリヤー、ベビーカーの持ち込み不可
  • ハイヒールなどの着用不可
  • 飲食物、おやつの持ち込み不可
  • フライングディスク、フリスビーの使用不可
  • 喫煙不可

アクセスについて

車でのアクセス

駐車場は複数ありますが入場口に一番近い立川駐車場がおすすめです。

料金は1日900円(公園の開園時間内)となります。

電車でのアクセス

JR立川駅から徒歩で約15分

まとめ

広大な面積と自然豊かな昭和記念公園ドッグランは愛犬だけでなく、飼い主も存分に楽しむことができます。ドッグランを使用しない場合も園内の散策には1〜2時間程度がかかります。レストランなどもありますので1日存分に楽しめるでしょう。
ただ、土日祝日は少し混み合います。
また、紅葉の名所ですので秋口はとても混み合います。

スポット名 昭和記念公園ドッグラン
所在地 〒190-0014
東京都立川市緑町3173
入場料
  • 大人(高校生以上)一般 450円
  • 大人(高校生以上)団体 290円
  • シルバー(65歳以上)一般 210円
  • シルバー(65歳以上)団体 210円
  • 小人(中学生以下)一般・団体 無料
利用方法 誓約書へのサインと狂犬病予防接種済証・混合ワクチン(三種以上)予防接種済証の提示
電車でのアクセス JR立川駅から徒歩で約15分
駐車場有 1日900円(公園の開園時間内)
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