犬暮らし

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犬はマンゴーを食べても大丈夫!注意点を解説

4月上旬ら夏にかけて旬を迎える南国のフルーツ、マンゴー。
日本国内では沖縄が主な産地で果汁を多く含み、甘みと酸味を持ち合わせています。
今回はそんなマンゴーをワンちゃんに与えていいのか?また、注意点などについて詳しく紹介していきます。

犬にマンゴーを食べさせても大丈夫?

答えは「大丈夫」です。
ただ、皮と種は与えてはいけません。
その他にも注意点がありますので本記事にて解説します。

マンゴーに含まれる栄養・成分とは?

※左右にスライドできます。
食材名エネルギー水分タンパク質脂質炭水化物灰分食塩ナトリウムカリウムカルシウムマグネシウムリン亜鉛コレステロール
マンゴー/生68kcal82g0.6g0.1g16.9g0.4g-1mg170mg15mg12mg12mg0.1mg-
※上記は100gあたりの成分となります。※参考:文部科学省食品成分データベース

ビタミン群

ビタミンA、B6、C、Eを多く含みます。
ビタミンAは目の機能を正常に保つ役割、A、B6、C、Eに共通するのは免疫機能の正常な働きや維持をサポートし、病原菌などから身体を守り、健康な皮膚や被毛を作り出すサポートをしてくれます。

カリウム

カリウムには細胞内液の浸透圧を一定に保つ役割があります。そのほかにも神経伝達、筋肉収縮など体の生命維持に必要な機能をサポートしてくれます。また、ナトリウムを体外に排出する作用もあります。

マンゴーを与えるメリット

マンゴーをワンちゃんに与えることでのメリットは以下です。

暑い夏を凌ぐ夏バテ食材

ワンちゃんも夏の暑さによって、食欲がなくなったりすることもあります。
82%が水分でできているマンゴーは美味しく水分摂取することができます。
また、冷凍庫などで凍らせたマンゴーは、熱くなったワンちゃんの体温を下げるなどのメリットがあります。

豊富なビタミンで丈夫な体に

強い抗酸化作用を持つビタミンA、C、E、体の構築に必要なタンパク質の合成をサポートするビタミンB6が豊富に含まれます。
免疫力を高め、病原菌などから身体を守り、健康な皮膚や被毛を作り出すサポートをしてくれます。

マンゴーを与えるときの注意点

種は除く

種を飲み込んだ際に、消化器官につまって窒息する可能性、また、大きさによっては消化管に詰まって、嘔吐や下痢に加え、最悪、腸閉塞を引き起こす危険性もあります。
必ず種は除いてから与えましょう。

皮は与えない

皮は消化に悪く、消化器系の不調や下痢など起こす可能性があるため、皮は取り除いてから与えましょう。

刺激が強いため毎日与えない、大量に与えない

南国のフルーツは刺激が強い傾向があります。マンゴーを食べて舌がピリッとしたという経験はありませんか?これはタンパク質を分解する酵素の働きによるものです。毎日与えたり、大量に与えることで胃や腸などの消化器に負担をかけてしまいます。

大量に与えない

マンゴーは糖度が高いため、肥満に繋がることもあるため与えすぎないようにしましょう。
水分量がとても多いので食べ過ぎると下痢をしたり体を冷やし過ぎたりします。過度に与えないようにしましょう。

喉に詰まらせないように細かくカット

完熟したマンゴーは柔らかいため、そのまま与えても大丈夫かもしれませんが、熟していないマンゴーは硬い場合があるため、2cm角くらいにカットして与えましょう。

与えていいのはどのくらいの量ですか?

ワンちゃんのおやつの適正量は1日の総摂取カロリーに対して10%程度が推奨されています。
ただ、糖質が高いため総摂取カロリーの10%をそのまま与えてしまうと肥満の原因や、胃の調子が悪くなったりしますので以下を参考に与えましょう。

愛犬の体重が5kg 約20g(1切れ)
愛犬の体重が10kg程度 約40g(2切れ)
愛犬の体重が20kg程度 約50g(3切れ)

※マンゴーは刺激が強いフルーツのため毎日は与えないようにしましょう。

マンゴーの与え方

一口サイズ(2cm角)にカット、生で与えて大丈夫です。ただ、必ず種と皮は取り除いてください。
暑さが厳しい時は一口サイズにカットしたものを冷凍したり、ミキサーなどでスムージー状にしたものを冷蔵、冷凍してなめさせるのもいいでしょう。
また、プレーンヨーグルトも添えてあげると、より美味しく食べてくれるでしょう。

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