獣医師の松本 千聖さんに回答していただきました。
松本 千聖(獣医師)さんの回答
どの薬にも副作用が存在するのと同様に、愛犬の健康を守るためには必要なワクチンの接種後に「副反応」といわれる好ましくない症状が見られることはあります。
いつもよりも少しだけ食欲がない、元気がないなどの軽い症状ならば接種後当日は犬の様子を確認しつつ、ゆっくり休ませてあげるようにしましょう。
症状が悪化したり続く場合
症状が翌日も続いたり、悪化する傾向が見られたりしたならばすぐに動物病院に相談することをおすすめします。
また、まれにワクチンを接種してから数分~1時間後に呼吸困難や痙攣などの「アナフィラキシーショック」が起こる可能性もあるため、可能な限りワクチン接種は午前中に行うと共に接種後数分は院内にて待機するようにしてください
なお、ワクチン接種後数日以内に顔が腫れるなどの症状が見られた場合もワクチンによる副反応が原因と考えられるため、速やかに受診するようにしましょう。