犬暮らし

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『獣医師が回答』犬が肥満気味です。どのようなリスクがありますか?

執筆
  • 松本 千聖(獣医師)

    岐阜大学応用生物科学部獣医学課程を卒業後、3年ほど獣医師として動物愛護団体付属動物病院やペットショップ付属動物病院にて主に一次診療業務、ペット保険会社での保険金査定業務などに従事。現在は製薬関係の業務に携わりつつ、ペットの健康相談、動物関係のライティングに加えてペット用品並びに犬猫の健康記事に関する監修経験多数。なおプライベートでは個人で保護猫活動並びに保護猫達の健康管理実施中。

獣医師の松本 千聖さんに回答していただきました。

松本 千聖(獣医師)さんの回答

私たち人間と同様に犬においても肥満はあらゆる疾患のリスクを高める要因の1つであるといわれています。そもそも肥満の原因としてはフード、おやつの与えすぎといった明らかなカロリーの摂りすぎ以外にも副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)や甲状腺機能低下症といった内分泌疾患も疑う必要があります。よって愛犬が最近太ってきたと感じた場合は、まずは動物病院を受診し、疾患の可能性を除外するようにしましょう。
肥満によって罹患する危険性が高くなる主な疾患としては、以下を例として挙げることができます。

  • 心臓病
  • 膵炎や糖尿病
  • 関節炎
  • 気管虚脱
  • 下部尿路閉塞

また、肥満のグレードによっては全身麻酔下の管理が難しくなる場合もあります。

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