獣医師の松本 千聖さんに回答していただきました。
松本 千聖(獣医師)さんの回答
体重が4kg未満の犬種を超小型犬といいますが、時々ペットショップの販売員がお客さんに向かって「この犬種は超小型犬なのでお散歩はしなくていいから、忙しい方でも飼いやすいからおすすめします。」などの発言をしている場面を見かけることがありますよね。その発言は正確ではありません。
確かに大型犬と比較して超小型犬が必要とする運動量は少ないですが、犬にとって散歩は運動のためだけではなく、外の空気を吸ったり、色々な音を聞いたりにおいを嗅いだりすることによるストレス解消の方法として欠かすことができないお世話の1つとなります。
また、飼い主さんと愛犬との大切なコミュニケーションの時間にもなるため、気候が良く、持病等で散歩を止められていない場合は可能な限り毎日散歩に連れて行ってあげるようにしましょう。