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犬が喜ぶ健康的なおすすめトッピング食材、10選

執筆
  • 中村 千尋 ( 愛玩動物看護師 / ペット栄養管理士 )

    小学校時代の夢は「獣医師」
    高校生の時には、より患者さんに近く寄り添える「動物看護師」を目指し、専門学校に入学。
    卒業後、関西の動物病院で愛玩動物看護師として働きながら執筆活動を行う。

  • 犬暮らしプロジェクトチーム

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愛犬が食べなくて困っている飼い主様は少なくないと思います。
そんな中で、トッピングはやっぱりしない方がいいのかな、何をしたらいいのかなと
ドッグフードのトッピングに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、トッピングに良い食材を紹介しますので、ぜひ愛犬の食事に悩んでいる方は取り入れてみてくださいね。

犬のご飯のトッピングは必要なの?

まず結論からいうと、本来はトッピングなしで食べられる方が好ましいです。
総合栄養食のドッグフードを選べば、「水とドッグフードのみで栄養が摂れて健康維持ができる」と定められていますので、理想はドッグフードのみで育てるのが良いといえます。
しかし、トッピングしないと食べない犬も少なからずいると思いますので、トッピングに適した食材や与え方を知り、健康の範囲内でトッピングを考えてあげるようにしましょう。

トッピングのメリット

ドッグフードへのトッピングのメリットには以下のようなものです。

食欲増進

トッピングのメリットひとつめは「食欲増進」です。
トッピングをすれば完食するというタイプのワンちゃんはこれにあたりますね。
好き嫌いが激しく、好みのドッグフードに出会えないと悩んだあげく、トッピングをしたら喜んで食べてくれたという体験談が圧倒的に多く見られます。
犬も私たち人と同じく好き嫌いは個人差があります。
しかし、犬はしゃべれないので嫌いということを「食べない」ことで知らせているのです。食べないことを心配して飼い主さんはトッピングをして食欲を出させるという習慣になってしまうのです。

飽きの防止

私たち人も毎日毎日2食(3食)同じご飯だとさすがに飽き飽きしてしまいますよね。
犬も同じく、飽きて食べなくなる犬もいます。もちろん、ずっと同じご飯でも喜んで食べる犬もいますが、個人差があるので食べない犬にはたまに違う味に変更するという工夫が必要です。そこで簡単なのがトッピングですね。
ドッグフードを数種類使って味変する飼い主さんも多いですが、同じドッグフードを使いたいというご家庭にはトッピングでの味変が良いでしょう。
犬もきっと喜ぶに違いありませんね。

トッピングのデメリット

ドッグフードへのトッピングのメリットには以下のようなものです。

太りやすくなる

ドッグフードにさらに食材を追加するため、その分のカロリーはプラスになってしまいます。ですので、ドッグフードの量を調節しない限りはカロリーオーバーになり太ってしまいます。トッピングをするのであれば、愛犬の一日必要カロリー量を計算し、そのカロリーを超えないようにきちんと調整しましょう。

トッピングしないと食べない子になる

トッピングは一度してしまうとドッグフードだけに戻すことが困難になることがあります。
トッピングをしまいと食べてくれない子になってしまうので、生涯トッピングを工夫しなくてはならない事態になります。
若い内に特にそうなってしまった場合は、高齢になってきて病気してしまった時などに不利に働きます。
例えば、尿路結石や腎疾患などの病気にかかってしまった際は、療法食がおすすめになります。療法食を食べる子は基本トッピングなど禁止になってしまいます。そんな時に食べてくれない子になってしまうリスクがあります。

将来病気した際の治療法が狭まってしまう

上記でも少し紹介しましたが、病気になってしまった時は食事療法で「療法食」を獣医師に勧められることが多くあります。その際にトッピングをしてしまったら効果が半減してしまう恐れがあり、せっかく食事療法をしていても意味がないことになってしまいます。
食事療法も立派な治療の一貫なので、療法食を食べている子は寿命が延びることが報告されているので、病気と付き合うためにも療法食を食べられるようトッピングなしでもできる子にしておきたいですね。

トッピングにおすすめの食材10選

鶏肉(ささみ)

ささみをトッピングにしているご家庭は多いのではないでしょうか。
お手軽にたんぱく質が摂れ、リーズナブルに入手でき調理法も簡単で嗜好性も高いので、多くの人に選ばれる食材ですね。ささみはヘルシーで低カロリーのうえ、たんぱく源となるので、トッピングとしては優秀な食材であるといえます。
愛犬に与える際はボイルして一口サイズで与えるのがおすすめです。

キャベツ

キャベツは生でも与えることができることから、お手軽な食材として人気ですね。
キャベツはヘルシーかつ、ビタミンなど野菜の栄養が摂れるのでおすすめです。
料理の際に破棄するキャベツの芯を犬に与える人が多いようなイメージですが、詰まる恐れがあり消化にも悪影響を及ぼす可能性があるので、芯を与える際はボイルしたり電子レンジで温めたりして柔らかくして与えましょう。

ヨーグルト

腸活などにとヨーグルトをあげている飼い主さんも多いですね。
ヨーグルトは腸内環境の改善や口臭予防などに効果があり、健康的な食べ物として知られていますが、犬には与えすぎると乳糖不耐性の消化不良を起こしたり、脂肪分の過剰摂取になるので、トッピング程度の適量を守って健康的な食事にしてあげましょう。
詳しくは犬はヨーグルトを食べても大丈夫!注意点を解説をご覧ください。

りんご

りんごのすりおろしをドッグフードにかけるのもおすすめです。
りんごは80%近くが水分でできており、水分補給にも一役買います。また、ミネラルやビタミンが豊富に含まれており、疲労回復や免疫力の向上にも効果があります。
ただ、リンゴを与える際は必ず種を取り除いて与えましょう。

かつお節

かつお節といえば猫を連想しますよね。
しかし、実は犬にも人気のトッピングです。
お魚を好む犬も多く、かつおぶしをドッグフードにまぶすだけで香りを引き立て、食欲を刺激します。お手軽でリーズナブルなので、トッピングに選ぶ飼い主さんも多いようです。
調理不要でカロリーも低いことからトッピングにはおすすめです。

チーズ

チーズも犬に人気の食材上位に入ることでしょう。
チーズをおやつとして与えている飼い主さんはとても多いかと思います。チーズは味が濃く嗜好性抜群で喜んで食べるワンちゃんが多いでしょう。
チーズはたんぱく質やミネラル分を多く含むので健康作りに適している一方、脂肪分も多く含むため与えすぎには要注意です。

牛肉

食欲増進には牛肉を焼いて与えると良いと一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ドッグフードにもビーフが使われている製品も数多く存在し、犬も好む子が多いことがわかりますね。牛肉はコストパフォーマンスが良くない点から、特別な時にあげるという家庭も多いようですが、喜ばれる食材に間違いはないですね。
詳しくは犬は牛肉を食べても大丈夫!注意点を解説をご覧ください。

さつまいも

さつまいもも良く選ばれている食材ですね。
甘味が強くねっとりしていて好むワンちゃんが多いです。犬用のおやつとしてもさつまいものおやつがたくさん売られているように、嗜好性が高くトッピングとしても優秀ですね。
また、さつまいもは食物繊維が豊富なので、便通の改善などにも期待できます。

かぼちゃ

栄養素が高く甘くて嗜好性の高いかぼちゃもおすすめの食材です。
かぼちゃは腸内環境を整える作用や細胞の酸化を防止したり代謝を促進したりと健康的にもサポートしてくれる優秀な食材です。
かぼちゃを与える際は味付けをせずに茹でる・蒸すなどして柔らかく小さくカットして、種や皮は取り除きましょう。生のまま与えると消化不良を起こす危険があるので、加熱処理は十分に行いましょう。

きゅうり

きゅうりの90%が水分でできているため、水分補給にもうってつけの食材です。
夏バテ防止にも役立ち、ビタミンなどの栄養素もしっかりと含まれているため、少量のきゅうりはおすすめできるといえます。
詳しくは犬はキュウリを食べても大丈夫!注意点を解説をご覧ください。

まとめ

犬のトッピングはなるべくしない方向で育てることをおすすめしましたが、トッピングは適量であれば問題ないことがわかりましたね。どの食材も犬にはおすすめですが、何事も与えすぎは禁物です。私たち人の10分の1程しかない犬にとっての1つは人間が10個食べているのと同じことです。くれぐれもトッピングの少量にとどめておきましょう。また、加熱処理が必要な物は十分に加熱し害を及ぼさないように注意しましょう。そして、愛犬の食事がよりよいものになるよう工夫して健康管理をしていきましょう。

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