犬暮らし

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ラブラドール・レトリバーは飼いやすい?特徴や賢さ、罹りやすい病気などを徹底解説

今回はラブラドール・レトリバーの特徴、飼やすさ、散歩の量や頻度、罹りやすい病気、月の食事代などについてまとめました。

目次

ラブラドール・レトリバーの特徴とは?

ラブラドール・レトリバーの特徴とは?
ゴールデン・レトリバーと体格や賢さは似ていますが、ラブラドール・レトリバーは活発で元気な子が多いです。
原産地はカナダのニューファンドランド島で1800年代にイギリスに持ち込まれ、銃猟犬として活躍してきました。
アメリカではゴールデン・レトリバーと並んで人気が高く、全犬種中でもトップクラスの飼育頭数を誇ります。
日本でも人気は高く大型犬の中ではゴールデン・レトリバーの次に多く飼われている犬種です。
一般社団法人ジャパンケネルクラブの日本における犬種別登録件数は5千頭程度で137犬種中、第13位となっています。
参考:https://www.jkc.or.jp/archives/enrollment/21072

サイズ 大型犬
体高 50〜60cm程度
体重 25〜35kg程度
毛色 ダークゴールド・クリーム・ライトゴールド・ゴールデン
原産地 イギリス
寿命 10〜12歳程度
知能 とても賢い
吠え 吠えにくい

ラブラドールは飼いやすい?

サイズを除けばとても飼いやすい

吠えにくい犬種

大型犬は元々、吠えにくい犬が多いですが、その中でもラブラドール・レトリバーは特に吠えにくい犬種とされています。

人懐っこく、とても優しい犬種だが子犬時代は大変

人が大好きで、従順。また、他の犬とも仲良くできる優しい性格犬種です。
ただ、子犬の頃は遊びたい気持ちや好奇心が旺盛、やんちゃで興奮しやすい傾向にあります。
成長期を経て、1〜2歳ごろから落ち着きが出てくる子が多いです。

とても賢く、従順でしつけやすい

人間の社会でも多く活躍するラブラドール・レトリバーはとても賢いため、しつけもしやすいです。
コロンビア大学の博士号を取得したスタンリー・コレン氏が発表した研究結果である犬の知能ランクによるとラブラドール・レトリバーは141犬種の中で7位となっています。
詳しくは「賢い犬ランキング、総勢141犬種を紹介!犬の知能テスト方法も紹介します!」をご覧ください。

抜け毛はかなり多い

犬の被毛には以下の2種類あります。

  • 皮膚を守るための太くて硬い毛質のオーバーコート(上毛)
  • 体の皮膚に近い側にある綿毛のような体温調節を司るアンダーコート(下毛)

上記の二つを持つ犬をダブルコート、アンダーコートのない犬がシングルコートと呼ばれます。
犬の抜け毛は主にアンダーコートが抜けるためダブルコートの犬種は抜け毛が多い犬になります。
ラブラドール・レトリバーはダブルコートなので抜け毛が多いです。
さらに体格が大きいこともあり、よく抜けます。
特に換毛期はブラッシングを怠ると部屋中が被毛だらけになることも。

ブラッシングの頻度とは?

基本的に毎日必要です。
換毛期は小まめに行うといいでしょう。

運動量は多く必要

1日2回各30〜60分程度の散歩が最適です。
子犬(成長期)の場合は激しい運動をすると発達中の関節を痛めてしまうことがありますので、距離や時間の調整、柔らかい芝生を歩かせるなど気を配る必要があります。
おおよそ12〜18ヶ月で体は成長が完了しますのでそれまでは愛犬の様子を見ながら適切な散歩量、強度を見極めましょう。
ラブラドール・レトリバーは関節の病気に罹りやすい犬種なので愛犬に合わせて適切な距離を探しましょう。

寿命がかなり短い

残念ながらラブラドール・レトリバーは多くの犬種の中でも寿命がかなり短い犬種です。
その理由としてはガンの罹患率にあります。
詳しくは本記事内のラブラドール・レトリバーが罹りやすい病気:ガン(悪性腫瘍)で解説します。

ラブラドール・レトリバーが罹りやすい病気とは?

ラブラドール・レトリバーが罹りやすい病気には以下のようなものがあります。

股関節形成不全

主に遺伝性の疾患で、股関節を形成している骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)と、大腿骨の噛み合わせが悪くなる病気です。
大型犬に多く、ラブラドール・レトリバーにはよく見られる病気です。
症状としては・・・

  • 腰を左右に振りながら歩く
  • 足の動きが不自然
  • 散歩を嫌がる
  • 階段などの段差を嫌がる

・・・などがあります。
治療法は基本的には体重管理、抗炎症薬や鎮痛剤やサプリメントなどの投薬、レーザー療法などの保存療法を行います。
保存療法で改善が見られない場合は手術などの外科的治療となります。

肘関節形成不全

遺伝的な要因が高いとされ、股関節形成不全と同様にラブラドール・レトリバーで多く見られる症状です。
成長期に発症することが多く、体の成長速度や運動量の増加などによって、関節の設置面の不具合により痛みが発生します。
放っておくと変形性関節症(骨関節炎)などを発症することがあるので注意が必要です。
治療法は基本的には体重管理、抗炎症薬や鎮痛剤やサプリメントなどの投薬になります。
保存療法で改善が見られない場合は手術などの外科的治療となります。

汎骨炎

大型犬によく見られる骨の病気ですがラブラドール・レトリバーには多く見られます。
現代の獣医学では原因がわかっておらず、発育障害、代謝性、分泌性などが疑われています。
症状は痛みによる歩行障害が多く、前足によく見られますが、他の足に移動したり、症状が治ったりします。
成長期である〜12ヶ月くらいに多く発症しますが、成長するにつれて改善することが多いです。
治療法はありませんが対処療法として痛みを抑えるために投薬などを行います。

耳の感染症

ラブラドール・レトリバーの特徴でもある垂れ耳は湿気や汚れが溜まりやすく、細菌が繁殖しやすい環境が整っています。
そのため、外耳炎などを多く発症してしまいます。
症状としては・・・・

  • 首を振る
  • 耳を足で掻く
  • 匂いがきつい
  • 耳垢が溜まっている
  • 皮膚の赤みや炎症

・・・などです。
予防法としてはとにかく耳を清潔に保つことです。
水遊びが大好きなラブラドール・レトリバーですが必ず耳が乾いているかを確認しましょう。
また、定期的な耳の掃除や炎症などがないかを確認しましょう。
動物病院での治療は点耳薬、洗浄などが主になります。
ひどい場合は抗菌薬の投薬などですが、再発しやすい病気なので日頃から清潔に保つことが必要です。

ガン(悪性腫瘍)

ラブラドール・レトリバーのガンの罹患率は他の犬種と比べても高い傾向があります。
特に多いのが血管肉腫(血管内側の細胞に発生したもの)、骨肉腫、肥満細胞腫です。
上記のうち、血管肉腫、骨肉腫は病気の進行が早く完治しずらい病気です。
肥満細胞腫の場合は外科手術によって完治することもありますが、悪性度が高いものは転移や再発する場合があるため、余命は短くなってしまいます。
骨肉腫、肥満細胞腫は体表に腫脹、または歩行不良などで気づくこともありますが、血管肉腫は初期症状があまりなく、元気がなかったり、食欲がないことで気づくことが多いですが、すでに病気が進んでいることが多いです。
治療法は抗がん剤、手術などの外科治療、放射線治療になります。

ラブラドール・レトリバーのドッグフードの選び方とは?

ラブラドール・レトリバーのドッグフードの選び方をまとめました。

大型犬に多い悩みである関節に配慮した成分

グルコサミンやコンドロイチンなどの関節に効果のある成分を含むドッグフードを選びましょう。
具体的には原材料に緑イ貝などが含まれるドッグフードがオススメです。

免疫力を高める食事

ガンの罹患率が多いラブラドール・レトリバーには免疫力の維持・向上が予防になるかもしれません。
具体的な食材として以下です。

腸内環境を整える

免疫機能の多くは腸に集まっています。
そのため、腸内環境を維持することで免疫力の向上が期待できます。
乳酸菌、オリゴ糖などが含まれるドッグフードがおすすめです。

血液を健康な状態に保つ

DHA、EPAを多く含む青魚は、免疫力アップや血液を健康に保つ効果が期待でき、がんの予防につながるとされています。

皮膚と被毛を健康に役立つ成分

必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6が適度に含まれるフードがおすすめです。
これらの必須脂肪酸は皮膚の水分保持を助けてくれます。
また、天然由来の亜鉛やビタミンEなどもおすすめです。
亜鉛は被毛を構成するタンパク質であるケラチンの生成を助けます。
美しい被毛を維持するために一役買ってくれます。
ビタミンEは強力な抗酸化作用があります。

アレルギーケアに新奇タンパク質&グレインフリー

アレルギーの多いラブラドール・レトリバーには新奇タンパク質&グレインフリーがおすすめです。
新奇タンパク質は愛犬が今までに食べたことがないタンパク質のことで免疫の過剰反応によるアレルギー反応がでづらいといった特徴があります。具体的な食材としては鹿肉、ラム肉、魚、カンガルー、ウサギなどです。

価格も大事

30キロくらいのラブラドール・レトリバーになってくると月に必要なドッグフードは12kgほどになります。
そのため、価格のことも考慮する必要もあります。
大容量のパッケージを扱っているドッグフードだと内容のいいものを低価格で購入できるのでおすすめです。

サイズは中粒〜がおすすめ

まずは中粒サイズを与えてみましょう。
愛犬の様子を見ながら最適なサイズを見極めましょう。

ラブラドール・レトリバーにオススメのドッグフードとは?

ラブラドール・レトリバーの罹りやすい病気などを参考にドッグフードを選びました。

ACANA

プレミアムペットフードの定番、アカナです。
その中でもおすすめは、「パシフィカドッグ」「クラシック・レッドミートレシピ」です。

商品名おすすめ度価格(1kg)ショップ
アカナ(ACANA) 「パシフィカドッグ」
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アカナ「クラシック・レッドミートレシピ」
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良質なタンパク源

良質な動物性タンパク質がパシフィカドッグは70%以上(タンパク質35%以上)、クラシック・レッドミートレシピは50%以上(タンパク質29%以上)使用されています。
ラブラドール・レトリバーの筋力維持に最適なタンパク質量です。

低アレルギー原材料

「パシフィカドッグ」は魚、「クラシック・レッドミートレシピ」はラム肉が第一主原料のドッグフードです。
いずれも低アレルゲンな原材料です。

クラシック・レッドミートレシピのメリット

「クラシック・レッドミートレシピ」に含まれるラム肉はビタミンB12、亜鉛などが含まれます。
ビタミンB12には細胞分裂を促進し、肌の新陳代謝を改善する働きがあります。
亜鉛はタンパク質の合成に関わり不足すると皮膚炎などのトラブルが起きやすくなります。
ラブラドール・レトリバーの皮膚の健康を保つのに最適です。

パシフィカドッグ

「パシフィカドッグ」は天然ニシン、イワシ、カレイ、シルバーヘイク、メバルなどの魚肉が使用されていてグレインフリー(穀物不使用)。
必須脂肪酸であるオメガ3が豊富なため、美しい被毛と皮膚の健康維持を役立ってくれます。

「低価格」Nutro ナチュラルチョイス ラム&玄米 13.5kg

ニュートロは自然素材、栄養バランス、品質、美味しさにこだわっている、2026年に100周年を迎える大手ドッグフードメーカーです。
豊富なラインナップの中でもおすすめはラム&玄米です。

商品名おすすめ度価格(1kg)ショップ
ナチュラルチョイス「ラム&玄米・ 中型~大型・成犬用」
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低価格&大容量パッケージ

ナチュラルチョイスは2kg、4kg、7.5kg、13.5kgと豊富なパッケージが用意されています。
amazonの場合だと2kgのパッケージは1,500円/kgを超えてしまいますが、13.5kgのパッケージになってくると1,100円/kgほどまで価格が下がってきます。フードの内容もよく、コスパ抜群のドッグフードです。

低アレルギー原材料

Nutro ナチュラルチョイス ラム&玄米は、第一主原料にアレルゲンになりづらい、ラム肉を使用しています。
玄米やオートミールなどがバランスよく含まれていて、消化吸収に配慮されています。

皮膚の健康維持

ラム肉はビタミンB12、亜鉛などが含まれます。
ビタミンB12には細胞分裂を促進し、肌の新陳代謝を改善する働きがあります。
亜鉛はタンパク質の合成に関わり不足すると皮膚炎などのトラブルが起きやすくなります。
また原材料の亜麻仁はオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)とオメガ6脂肪酸をバランスよく含むため、ラブラドール・レトリバーの健康な皮膚の維持と美しい被毛を作り出すことに適しています。

関節のケアにグルコサミンとコンドロイチン

関節軟骨を強化するグルコサミン・コンドロイチンが含まれています。
関節の悩みの多いラブラドール・レトリバーには最適です。

ラブラドール・レトリバーの1ヶ月の食事代は?

ラブラドール・レトリバーの1ヶ月の食事代は24,600円程度が目安です。
以下の条件で想定しました。

ドッグフードの価格 = 2,000円/1kg
ドッグフードのカロリー = 350kcal
犬の体重 = 30kg(標準体型)
犬の年齢 = 5歳(避妊・去勢済み)

1日に必要なカロリーは1436kcal、1日に必要なドッグフードは410g(月12.3kg)です。
必要なドッグフードの量は自動計算で簡単に確認できます。

※上記はあくまで参考値になり、ドッグフードの価格、おやつ、トッピングなどで変動します。

ドッグフードの評価一覧