犬暮らし

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ミニチュア・ピンシャーは飼いやすい?特徴や賢さ、罹りやすい病気などを徹底解説

今回はミニチュア・ピンシャーの特徴、飼いやすさ、散歩の量や頻度、罹りやすい病気、月の食事代などについてまとめました。

目次

ミニチュア・ピンシャーの特徴とは?

ミニチュア・ピンシャーはドイツ原産の犬種です。
警察犬として世界で活躍するドーベルマンにとても似ていますが、ジャーマン・ピンシャー、ダックスフント、イタリアン・グレーハウンドの交配種と考えられています。
ネズミ、トカゲなどの害虫を狩る狩猟犬として人の社会で活躍しました。
ピンと立った耳を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは人の都合で断耳と行って耳を短く切ることによって作られます。
狩猟犬として働いていた時に作業の邪魔になったり、害虫に耳を噛まれたりすることを防ぐために行われていました。
断耳と同じ目的で断尾と呼ばれる、尻尾を切るということも行われていました。
愛玩犬として広く飼われるようになった現代では断耳・断尾は主に美的要素を高めるためだけに行われています。
ヨーロッパ諸国、オーストラリアなどでは現在は動物愛護の観点から禁止されています。
残念ながら日本では禁止されておらず、ペットショップに並んでいるミニチュア・ピンシャーは断耳・断尾済みのケースが多くあります。

サイズ 小型犬
体高 25~30cm程度
体重 4~6㎏
毛色 レッド、ブラックタン、チョコレートタンなど
原産地 ドイツ
平均寿命 12~15歳程度
知能 賢い
吠え 吠えやすい

ミニチュア・ピンシャーは飼いやすい?

小型犬ですが飼いづらい犬種です。

独立心の高さと頑固さ

独立心が高く、飼い主の命令に従わなかったりすることがあります。
おやつなど欲求吠えも多いとされています。
また、頑固さと粘り強さがあるため、しつけが少し難しい傾向にあります。
さらに、賢い犬種で悪知恵をつけてしまうこともあります。
子犬の頃から主従関係をしっかり結び、甘やかしすぎないようにする必要があります。

吠えやすい

警戒心と縄張り意識が強いこともあり吠えやすい傾向があります。
また、見知らぬ人や知らない犬に吠えてしまうこともあります。
子犬の頃から人間の社会に慣れさせることや、他の犬と遊ばせるなどして社交性を身につける必要があります。

多くの散歩量が必要

小さい体ですが、ネズミ、トカゲなどの害虫を狩る狩猟犬として活躍していたこともあり活発で多くの運動量が必要です。
1日2回各30分程度の散歩が必要です。
ドッグランなどが近くにあれば自由に走らせてあげましょう。
※ジャンプ力が高いため脱走には注意しましょう。

高い知能

他の犬種と比べても、賢い犬種です。
コロンビア大学の博士号を取得したスタンリー・コレン氏が発表した研究結果である犬の知能ランクでは141犬種の中で56位となっています。
詳しくは「賢い犬ランキング、総勢141犬種を紹介!犬の知能テスト方法も紹介します!」をご覧ください。

抜け毛はとても多い

犬の被毛には以下の2種類あります。

  • 皮膚を守るための太くて硬い毛質のオーバーコート(上毛)
  • 体の皮膚に近い側にある綿毛のような体温調節を司るアンダーコート(下毛)

上記の二つを持つ犬をダブルコート、アンダーコートのない犬がシングルコートと呼ばれます。
ミニチュア・ピンシャーはシングルコートなので抜け毛が少ないとされる犬種です。
ただ、シングルコートの中では抜け毛が多い犬種です。
ミニチュア・ピンシャーは短毛種と呼ばれる短い被毛を持つ犬種です。
短毛種は毛周期(被毛が生えて、抜ける、また生えるまで)が短いため抜け毛が多くなります。

ブラッシングの頻度は?

週2回程度がオススメです。

ミニチュア・ピンシャーが罹りやすい病気とは?

ミニチュア・ピンシャーが罹りやすい病気には以下のようなものがあります。

レッグ・カルべ・ペルテス(大腿骨頭無菌性壊死病)

レッグ・カルべ・ペルテスは股関節を形成する後ろ足の大腿骨の骨頭部分(先端)への十分な血液が供給できなくなり骨頭部分が壊死していく病気です。
血液供給ができなくなる理由はわかっておらずホルモン、遺伝的因子などが原因ではないかと言われています。
〜12ヶ月までの成長期に多く見られます。

後ろ足を引き摺るように歩いたりすることで飼い主が気がづくことが多いです。
大腿骨、骨頭部分の壊死が進むと患部に骨折などが起きます。
痛みは鎮痛剤を使用しますが、一度、壊死した部分は再生することはないため、壊死した骨頭部分を切除する外科手術が必要になります。

進行性網膜萎縮

進行性網膜萎縮と言われる病気に罹りやすい傾向があります。
失明につながる遺伝性の目の病気です。
網膜は目に映った風景を視神経から脳に伝達する役割を担っています。
進行性網膜萎縮、この網膜が萎縮していく病気です。
初期症状として暗い場所での視力低下が現れます。
夕方〜夜間の散歩で鼻でさ探るように歩いたり、ものにぶつかったり、段差につまずいたりといった異変があります。
症状が進行すると日中でも見えづらくなります。
失明まで至ると白内障を発症します。
この病気はゆっくり進行する傾向がありますが、犬によっては早く進行する場合もあります。
予防法、治療法ともにありませんが命に関わる病気ではありません。
犬は臭覚、聴覚が発達していますので段々と環境に慣らせていくことができます。
目がしっかり見える段階から部屋の環境を整え、それ以降はできるだけ配置を変えない、触る前には優しく声をかける、静かな生活を心がける、ぶつかりそうになったら声をかけるなどの配慮をすることで愛犬も安心して暮らせます。

ミニチュア・ピンシャーのドッグフードの選び方とは?

ミニチュア・ピンシャーのドッグフードの選び方をまとめました。

関節ケア

ミニチュア・ピンシャーは活発なため運動量が多くなりやすい傾向があります。
さらに運動能力が高く、ジャンプ力が凄まじく、飛び跳ねるように行動することもあります。
その高さはケージなども簡単に飛び越えてしまうほどです。
そのため関節や脊髄にはとても負担がかかりやすいです。
関節ケアにグルコサミンやコンドロイチンなどの成分を含むドッグフードを選びましょう。
具体的には原材料に緑イ貝などが含まれるドッグフードがオススメです。

腸内環境を整えて免疫機能の強化

免疫機能は体調を整えたり、ウイルスから体を守ったり、体の損傷を正常に戻す役割があります。
その免疫機能の多くは腸に集まっています。
そのため、腸内環境を維持することで免疫力の向上が期待できます。
乳酸菌、オリゴ糖などが含まれるドッグフードがおすすめです。

筋肉質な体型を維持するタンパク質と低脂質なフード

ミニチュア・ピンシャーは運動能力が高く、その小柄な体に高い筋肉量を持っています。そのため、筋肉質な体型を維持するために良質な動物性タンパク質が多く含まれるドッグフードがおすすめです。また、肥満による関節への負担を考慮して低脂質なフードがオススメです。

皮膚と被毛を健康に役立つ成分

必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6が適度に含まれるフードがおすすめです。
これらの必須脂肪酸は皮膚の水分保持を助けてくれます。
また、天然由来の亜鉛やビタミンEなどもおすすめです。
亜鉛は被毛を構成するタンパク質であるケラチンの生成を助けます。
美しい被毛を維持するために一役買ってくれます。
ビタミンEは強力な抗酸化作用があります。

アレルギーケアに新奇タンパク質&グレインフリー

新奇タンパク質は愛犬が今までに食べたことがないタンパク質のことで免疫の過剰反応によるアレルギー反応がでづらいといった特徴があります。具体的な食材としては鹿肉、ラム肉、魚、カンガルー、ウサギなどです。

サイズは小粒がおすすめ

まずは小型犬用の小粒サイズにしましょう。
愛犬の好みもありますので様子を見ながら最適なサイズを見極めましょう。

ミニチュア・ピンシャーにオススメのドッグフードとは?

ミニチュア・ピンシャーにオススメのドッグフードを選びました。

ACANA

プレミアムペットフードの定番、アカナです。
その中でもおすすめは、「パシフィカドッグ」「クラシック・レッドミートレシピ」です。

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アカナ(ACANA) 「パシフィカドッグ」
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アカナ「クラシック・レッドミートレシピ」
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筋肉量の維持に良質なタンパク質

良質な動物性タンパク質がパシフィカドッグは70%以上(タンパク質35%以上)、クラシック・レッドミートレシピは50%以上(タンパク質29%以上)使用されています。
ミニチュア・ピンシャーの筋力維持に最適なタンパク質量です。

低アレルギー原材料

「パシフィカドッグ」は魚、「クラシック・レッドミートレシピ」はラム肉が第一主原料のドッグフードです。
いずれも低アレルゲンな原材料です。

クラシック・レッドミートレシピのメリット

「クラシック・レッドミートレシピ」に含まれるラム肉はビタミンB12、亜鉛などが含まれます。
ビタミンB12には細胞分裂を促進し、肌の新陳代謝を改善する働きがあります。
亜鉛はタンパク質の合成に関わり不足すると皮膚炎などのトラブルが起きやすくなります。
ミニチュア・ピンシャーの皮膚の健康を保つのに最適です。

パシフィカドッグ

「パシフィカドッグ」は天然ニシン、イワシ、カレイ、シルバーヘイク、メバルなどの魚肉が使用されていてグレインフリー(穀物不使用)。
必須脂肪酸であるオメガ3が豊富なため、美しい被毛と皮膚の健康維持を役立ってくれます。

POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン

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POCHI 「ワイルドサーモン」
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POCHI ザ・ドッグフードはプレミアムドッグフード専門店POCHI企画のオールライフステージ総合栄養食です。

充分なタンパク質量

タンパク質は30%以上含まれていて、運動量が多くなりやすいミニチュア・ピンシャーには最適です。

関節ケアに緑イ貝

緑イ貝は、関節症状を持つ子向けのサプリメントによく使用されている成分で、運動量の多いミニチュア・ピンシャーには最適です。

グレイン・グルテンフリー

グレイン・グルテンフリーでアレルギーに配慮されています。
食物繊維はアルファルファや、えんどう豆、スイートポテトなどから補えます。

美しい被毛のためのオメガ3必須脂肪酸

サーモン油でオメガ3脂肪であるDHA・EPAがしっかり含まれています。
オメガ6脂肪酸はヒマワリ油で補われています。

ブラバンソンヌ

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ブラバンソンヌ 「成犬」「小型〜中型」「オーシャンフィッシュ」
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ブラバンソンヌはベルギーフランダース地方で製造されているプレミアムドッグフードです。

関節のケアにグルコサミンとコンドロイチン

関節軟骨を強化するグルコサミン・コンドロイチンが含まれています。
運動量が多くなりやすいミニチュア・ピンシャーには最適です。

グレイン・グルテンフリー

グレイン・グルテンフリーでアレルギーに配慮されています。
穀物類の代用としてサツマイモを使用しています。
食物繊維、ビタミン類、ミネラルなどの豊富な栄養素も摂取できます。

良質な必須脂肪酸

亜麻仁とサーモン油からとれる脂質はオメガ3脂肪であるDHA・EPAがしっかり含まれています。
これらは健康な皮膚の維持と美しい被毛を作り出すことに適しています。

KiaOra(キアオラ)

キアオラとは、ニュージーランド産の高品質な原材料で作られたペットフードです。
その中でもおすすめはカンガルー、ラム&サーモン、ラム&レバーです。

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キアオラ「ラム&サーモン」
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キアオラ「ラム&レバー」
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キアオラ「カンガルー」
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高タンパク・低脂質・低コレステロールな原材料

カンガルー、ラムはいずれも高タンパク・低脂質・低コレステロールなため肥満防止に繋がります。
また、いずれもアレルギーを起こしづらい新奇タンパク質になります。
※鶏脂が使われているので鶏にアレルギーがある場合は注意が必要です。

皮膚を健康に保つ必須脂肪酸を含む

原材料に鶏脂、全粒亜麻仁を使っており必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸(以下オメガ3)、オメガ6脂肪酸(以下オメガ6)が含まれています。

ミニチュア・ピンシャーの1ヶ月の食事代は?

ミニチュア・ピンシャーの1ヶ月の食事代は6,400円程度が目安です。
以下の条件で想定しました。

ドッグフードの価格 = 2,000円/1kg
ドッグフードのカロリー = 350kcal
犬の体重 = 5kg(標準体型)
犬の年齢 = 5歳(避妊・去勢済み)

1日に必要なカロリーは374kcal、1日に必要なドッグフードは107g(月3.2kg)です。
必要なドッグフードの量は自動計算で簡単に確認できます。

※上記はあくまで参考値になり、ドッグフードの価格、おやつ、トッピングなどで変動します。

ドッグフードの評価一覧