犬暮らし

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サルーキは飼いやすい?特徴や賢さ、罹りやすい病気などを徹底解説

今回はサルーキの特徴、飼いやすさ、散歩の量や頻度、罹りやすい病気、月の食事代などについてまとめました。

サルーキの特徴とは?

サルーキは、最も古いと言われている犬種の一つです。
古代エジプトのファラオの王室の犬と考えられています。紀元前6000年以上の遺跡では、サルーキに似た犬の描写や彫刻が発見されています。
狩猟犬として活躍していたサルーキは、風のように速く走り、背が高く細身でとてもエレガントで優雅な見た目をしています。

性格は家族に献身的な犬種です。
とても優しく、温厚です。飼い主への愛情が深く、一人一人と固い絆を形成する傾向があり、それが分離不安につながる可能性もあります。そのため、長時間の留守番や不向きです。また、あまり外向的な性格ではありません。飼い主には忠誠心が高く強く従順ですが、知らない人には警戒心が働き、人見知りのように見えてしまいます。また、猫のようだとよく言われます。ソファで居心地の良い場所を見つけ、日光浴をし、静かに過ごす時間を好んだり、動くものを追いかけるのが好きだったりします。

知能を図る研究結果では中程度ですが、独立した気質を持ち犬種のためしつけはやや難しいです。しつけは、褒めるしつけが有効的と言われています。

日本国内においては、一般社団法人ジャパンケネルクラブの犬種別登録件数は96頭、134犬種中、第64位となっています。
参考:https://www.jkc.or.jp/archives/enrollment/24042

サイズ 中型〜大型犬
体高 58〜71cm程度
体重 18~29㎏
毛色 ホワイト、フォーン、クリーム、タン、ゴールド、レッド
原産地 中東
平均寿命 12〜14才
知能 中程度
吠え 吠えにくい

サルーキは飼いやすい?

必要な運動量が多く、独立心高いところもあり、飼いにくい犬種でしょう。

必要な散歩量はどのくらい?

必要な散歩は1日2回、各回1時間程度です。
ただ、とても速く走る犬種でダラダラとした散歩では満足しないでしょう。
ドッグランで自由に走らせたり、ボール遊びさせたりと充実した散歩を行う必要があります。
子犬(成長期)の場合は激しい運動をすると発達中の関節を痛めてしまうことがありますので、距離や時間の調整、柔らかい芝生を歩かせるなど気を配る必要があります。
おおよそ12〜18ヶ月で体は成長が完了しますのでそれまでは愛犬の様子を見ながら適切な散歩量、強度を見極めましょう。

賢いですか?

賢さは中程度と言われています。
コロンビア大学の博士号を取得したスタンリー・コレン氏が発表した研究結果である犬の知能ランクによるとサルーキは141犬種の中で71位となっています。
詳しくは「賢い犬ランキング、総勢141犬種を紹介!犬の知能テスト方法も紹介します!」をご覧ください。

どんな性格?

とても優しく、温厚、家族への愛情が深いです。飼い主には忠誠心が高く強く従順ですが、知らない人や犬にはよそよそしい態度を取ることが多いかもしれません。

しつけやすいですか?

独立心高いところがあり、少し難しいです。

吠えやすい?吠えにくい?

とても穏やかな犬種なので吠えにくいでしょう。

抜け毛は多い?少ない?

犬の被毛には以下の2種類あります。

  • 皮膚を守るための太くて硬い毛質のオーバーコート(上毛)
  • 体の皮膚に近い側にある綿毛のような体温調節を司るアンダーコート(下毛)

上記の二つを持つ犬をダブルコート、アンダーコートのない犬がシングルコートと呼ばれます。
犬の抜け毛は主にアンダーコートが抜けるためダブルコートの犬種は抜け毛が多い犬種になります。
サルーキはシングルコートの犬種のため抜け毛が少ない犬種に分類されます。ただ、中型〜大型犬なので体表の面積が広いためその分、抜け毛は多いと感じるでしょう。

ブラッシングの頻度は?

被毛が少ないサルーキですが、ブラッシングは必要です。
ブラッシングは被毛のケアのためだけではなく、皮膚の血行促進を促すものでもあります。
週に1〜2回程度は行いましょう。
ブラッシング時の注意点はとても皮膚がデリケートなため、肌を傷つけにくいピンブラシやコームを使いましょう。

サルーキが罹りやすい病気とは?

サルーキが罹りやすい病気には以下のようなものがあります。

皮膚炎

サルーキは皮膚にトラブルを持つ子が多いようです。
皮膚炎の症状としては・・・・

  • 身体を痒がる
  • 皮膚が赤みを帯びる
  • 毛が薄くまだらになる

・・・などです。
食物アレルギーとアトピー性皮膚炎(花粉やダニなど)などに気をつけることで予防が可能です。
また、日本の夏は湿度が高いため、湿気によって細菌の繁殖によって発生することもありますので湿度管理も行うといいでしょう。

胃拡張捻転

大型でよく見られ、命に関わる病気です。
これは胃の中にガスが溜まり、胃が過剰に膨らみ(胃拡張)、同時に捻れ(ねじれ)をおこす病気です。
それによって、胃が膨らむことにより周囲の血管は圧迫されるため、血流が遮断されます。
循環障害や急性ショック症状を引き起こします。
症状としては吐き気を催しますが、胃が捩れているため吐瀉物が出ない状態となります。
よだれを垂らしたり、苦しそうに呼吸をします。
呼吸困難や脈拍の低下などが見られ急速に悪化します。
数時間で死に至る場合もあり早急な処置が必要な病気です。
治療はまずは胃からガスを抜く必要があります。
口からチューブを入れる、もしくは腹部から胃に太い針を刺しガス抜きをします。
また、胃の捻れをととのえたり、予防として胃を体壁に固定する手術などが行われます。
予防法としては一度に大量の食事をさせない、早食いしないにする、高い台で食事をさせる、食後すぐの運動を控えることです。

甲状腺機能低下症

甲状腺の機能不全により甲状腺ホルモンの分泌が少なくなる病気で、大型犬によく見られる病気です。
原因は免疫機能の異常で、甲状腺の組織を破壊してしまうことによるものが主です。
症状としては・・・

  • 元気がない
  • 散歩の時などにすぐに疲れる
  • 散歩に行きたがらない
  • 食べる量は変わっていないのに太る
  • 顔が腫れぼったく悲しそうな表情に見える

・・・などがあります。
治療法としては甲状腺ホルモンを投薬することになります。
何かしらの病気が原因で患っている場合を除いて生涯を通して投薬が必要になります。

サルーキのドッグフードの選び方とは?

サルーキのドッグフードの選び方をまとめました。

皮膚を強く保つ

皮膚炎に罹りやすいサルーキには、皮膚のサポート成分を含むドッグフードがおすすめです。
必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6が適度に含まれるフードがおすすめです。
これらの必須脂肪酸は皮膚の水分保持を助けてくれます。皮膚の水分保持を適切に行えるようにすることでバリア機能の効果が期待できます。
また、天然由来の亜鉛やビタミンEなどもおすすめです。
亜鉛は被毛を構成するタンパク質であるケラチンの生成を助けます。
美しい被毛を維持するために一役買ってくれます。
ビタミンEは強力な抗酸化作用があります。

アレルギー対策のドッグフード

健康な皮膚を保つためにもアレルギー対策は必須です。

新奇タンパク質

最近では穀物不使用のドッグフードが人気でアレルギー対策になると言われていますが、穀物類よりも肉類の方が多くアレルギーの原因になりやすいです。
それはアレルギーはタンパク質への過剰反応によるためです。
新奇タンパク質は愛犬が今までに食べたことがないタンパク質のことで免疫の過剰反応によるアレルギー反応がでづらいといった特徴があります。
具体的な食材としては鹿肉、ラム肉、魚、カンガルー、ウサギなどです。
アレルギーを起こさないことで、皮膚の健康、美しい皮毛の維持につながります。

グレイン・グルテンフリー

穀物は肉や乳製品に比べてアレルギー反応の起こりにくい食材ですが、アレルギーのリスクがあるため配慮されたドッグフードを選ぶといいでしょう。

筋肉質の維持ができる十分なタンパク質

とても速く走ることができるサルーキ。
その筋力を維持するためには十分なタンパク質が含まれるドッグフードがおすすめです。

サイズは中粒〜がおすすめ

まずは中粒サイズにしましょう。
ただ、愛犬の好みもありますので様子を見ながら最適なサイズを見極めましょう。

サルーキにオススメのドッグフードとは?

サルーキの罹りやすい病気などを参考にドッグフードを選びました。

ACANA

プレミアムペットフードの定番、アカナです。
その中でもおすすめは、「パシフィカドッグ」「クラシック・レッドミートレシピ」です。

商品名おすすめ度価格(1kg)ショップ
アカナ(ACANA) 「パシフィカドッグ」
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アカナ「クラシック・レッドミートレシピ」
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筋肉量を維持する高タンパク質

良質な動物性タンパク質がパシフィカドッグは70%以上(タンパク質35%以上)、クラシック・レッドミートレシピは50%以上(タンパク質29%以上)使用されています。
走力がとても高いサルーキの筋力維持に最適なタンパク質量です。

低アレルギー原材料

「パシフィカドッグ」は魚、「クラシック・レッドミートレシピ」はラム肉が第一主原料のドッグフードです。
いずれも低アレルゲンな原材料です。

クラシック・レッドミートレシピのメリット

「クラシック・レッドミートレシピ」に含まれるラム肉はビタミンB12、亜鉛などが含まれます。
ビタミンB12には細胞分裂を促進し、肌の新陳代謝を改善する働きがあります。
亜鉛はタンパク質の合成に関わり不足すると皮膚炎などのトラブルが起きやすくなります。
ボルゾイの皮膚の健康を保つのに最適です。

パシフィカドッグ

「パシフィカドッグ」は天然ニシン、イワシ、カレイ、シルバーヘイク、メバルなどの魚肉が使用されていてグレインフリー(穀物不使用)。
必須脂肪酸であるオメガ3が豊富なため、美しい被毛と皮膚の健康維持を役立ってくれます。

POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン

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POCHI 「ワイルドサーモン」
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POCHI ザ・ドッグフードはプレミアムドッグフード専門店POCHI企画のオールライフステージ総合栄養食です。

関節ケアに緑イ貝

緑イ貝は、関節症状を持つ子向けのサプリメントによく使用されている成分で、運動量の多くなりやすいサルーキには最適です。

グレイン・グルテンフリー

グレイン・グルテンフリーでアレルギーに配慮されています。
食物繊維はアルファルファや、えんどう豆、スイートポテトなどから補えます。

美しい被毛のためのオメガ3必須脂肪酸

サーモン油でオメガ3脂肪であるDHA・EPAがしっかり含まれています。
オメガ6脂肪酸はヒマワリ油で補われています。

Nutro ナチュラルチョイス ラム&玄米 13.5kg

ニュートロは自然素材、栄養バランス、品質、美味しさにこだわっている、2026年に100周年を迎える大手ドッグフードメーカーです。
豊富なラインナップの中でもおすすめはラム&玄米です。

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ナチュラルチョイス「ラム&玄米・ 中型~大型・成犬用」
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低価格&大容量パッケージ

ナチュラルチョイスは2kg、4kg、7.5kg、13.5kgと豊富なパッケージが用意されています。
amazonの場合だと2kgのパッケージは1,500円/kgを超えてしまいますが、13.5kgのパッケージになってくると1,100円/kgほどまで価格が下がってきます。フードの内容もよく、コスパ抜群のドッグフードです。

低アレルギー原材料

Nutro ナチュラルチョイス ラム&玄米は、第一主原料にアレルゲンになりづらい、ラム肉を使用しています。
玄米やオートミールなどがバランスよく含まれていて、消化吸収に配慮されています。

皮膚の健康維持

ラム肉はビタミンB12、亜鉛などが含まれます。
ビタミンB12には細胞分裂を促進し、肌の新陳代謝を改善する働きがあります。
亜鉛はタンパク質の合成に関わり不足すると皮膚炎などのトラブルが起きやすくなります。
また原材料の亜麻仁はオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)とオメガ6脂肪酸をバランスよく含むため、サルーキの健康な皮膚の維持に適しています。

関節のケアにグルコサミンとコンドロイチン

関節軟骨を強化するグルコサミン・コンドロイチンが含まれています。
関節の悩みの多い大型犬には最適です。

サルーキの1ヶ月の食事代は?

サルーキの1ヶ月の食事代は22,000円程度が目安です。
以下の条件で想定しました。

ドッグフードの価格 = 2,000円/1kg
ドッグフードのカロリー = 350kcal
犬の体重 = 25kg(標準体型)
犬の年齢 = 5歳(避妊・去勢済み)

1日に必要なカロリーは1252kcal、1日に必要なドッグフードは358g(月11kg)です。
必要なドッグフードの量は自動計算で簡単に確認できます。

※上記はあくまで参考値になり、ドッグフードの価格、おやつ、トッピングなどで変動します。

ドッグフードの評価一覧