犬の知能は人の2〜3歳に相当すると言われています。
人の2〜3歳といえば、身の回りで使われる言葉を理解し、使える言葉も増えてきたり、簡単な受け答えもできる子供もいます。
犬も同様に飼い主の言語や行動を読み取り、コミュニケーションをとり、命令に従うことができます。
今回はそんな賢い犬のランキングを犬種ごと紹介します。
目次
犬の知能ランキング
今回、紹介するランキングは2006年にスタンリー・コレン氏のThe Intelligence of Dogsを元に紹介します。
スタンリー・コレン氏はアメリカの心理学教授、神経心理学の研究者です。
スタンリー・コレン氏は後半の研究で人間と犬の関係に関する研究を主に行いました。
その研究の中で問題解決能力、服従、記憶、社会的訓練、観察力によるランク付けを行いました。
この研究はスタンリー・コレン氏の研究でも最も有名な研究になりました。
2006年出版の書籍には141犬種がランク付けされています。
今回はそんなスタンリー・コレン氏の研究結果からランキングを紹介します。
トップ10位を紹介
トップ10位には盲導犬、警察犬、牧羊犬として社会で活躍する犬が多くランクインしています。
| 1位 : ボーダー・コリー |
| 2位:プードル |
| 3位:ジャーマン・シェパード |
| 4位:ゴールデン・レトリバー |
| 5位:ドーベルマン(ドーベルマン・ピンシャー) |
| 6位:シェットランド・シープドッグ(シェルティ) |
| 7位:ラブラドール・レトリーバー |
| 8位:パピヨン |
| 9位:ロットワイラー |
| 10位:オーストラリアン・キャトル・ドッグ |
トップ11〜50位を紹介
| 11位: ウェルシュ・コーギー・ペンブローク |
| 12位 : ミニチュア・シュナイザー |
| 13位:イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル |
| 14位:ベルジアン・シェパード・ドッグ・タービュレン |
| 15位:スキッパーキ |
| 15位:ベルジアン・シェパード・ドッグ |
| 17位:コリー |
| 17位:キースホンド |
| 19位:ジャーマン・ショートヘアード・ポインター |
| 20位:フラットコーテッド・レトリーバー |
| 20位:イングリッシュ・コッカー・スパニエル |
| 20位:スタンダード・シュナウザー |
| 23位:ブリタニー・スパニエル |
| 24位:コッカー・スパニエル |
| 24位:ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリーバー |
| 26位:ワイマラナー |
| 27位:ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア |
| 27位:バーニーズ・マウンテン・ドッグ |
| 29位:ポメラニアン |
| 30位:アイリッシュ・ウォーター・スパニエル |
| 31位:ショートヘアード・ハンガリアン・ビズラ |
| 32位:ウェルシュ・コーギー・カーディガン |
| 33位:チェサピーク・ベイ・レトリーバー |
| 33位:プーリー |
| 33位:ヨークシャー・テリア |
| 36位:ジャイアント・シュナウザー |
| 36位:ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ |
| 36位:エアデール・テリア |
| 36位:ブービエ・デ・フランダース |
| 40位:ボーダー・テリア |
| 40位:ブリアード |
| 42位:ウェルシュ・スプリンガー・スパニエル |
| 43位:マンチェスター・テリア |
| 44位:サモエド |
| 45位:フィールド・スパニエル |
| 45位:ニューファンドランド |
| 45位:オーストラリアン・テリア |
| 45位:アメリカン・スタッフォードシャー・テリア |
| 45位:ゴードン・セッター |
| 45位:ビアデッド・コリー |
トップ51〜100位を紹介
| 51位 : アメリカン・エスキモー・ドッグ |
| 51位 : ケアーン・テリア |
| 51位 : ケリー・ブルー・テリア |
| 51位 : アイリッシュ・セッター |
| 55位 : ノルウェジアン・エルクハウンド・グレー |
| 56位 : アーフェンピンシャー |
| 56位 : オーストラリアン・シルキー・テリア |
| 56位 : ミニチュア・ピンシャー |
| 56位 : イングリッシュ・セター |
| 56位 : ファラオ・ハウンド |
| 56位 : クランバー・スパニエル |
| 62位 : ノーリッチ・テリア |
| 63位 : ダルメシアン |
| 64位 : ソフトコーテッド・ウィートン・テリア |
| 64位 : ベドリントン・テリア |
| 64位 : スムース・フォックス・テリア |
| 67位 : カーリーコーテッド・レトリーバー |
| 67位 : アイリッシュ・ウルフハウンド |
| 69位 : クーバース |
| 69位 : オーストラリアン・シェパード |
| 71位 : サルーキ |
| 71位 : フィニッシュ・スピッツ |
| 71位 : イングリッシュ・ポインター |
| 74位 : キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル |
| 74位 : ジャーマン・ワイアーヘアード・ポインター |
| 74位 : ブラック・アンド・タン・クーンハウンド |
| 74位 : アメリカン・ウォーター・スパニエル |
| 78位 : シベリアン・ハスキー |
| 78位 : ビション・フリーゼ |
| 78位 : キング・チャールズ・スパニエル |
| 81位 : チベタン・スパニエル |
| 81位 : イングリッシュ・フォックスハウンド |
| 81位 : オッターハウンド |
| 81位 : アメリカン・フォックスハウンド |
| 81位 : グレイハウンド |
| 81位 : ハーリア |
| 81位 : パーソン・ラッセル・テリア |
| 81位 : ワイアーヘアード・ポインティング・グリフォン |
| 89位 : ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア |
| 89位 : ハバニーズ |
| 89位 : スコティッシュ・ディアハウンド |
| 92位 : ボクサー |
| 92位 : グレート・デーン |
| 94位 : ダックスフンド |
| 94位 : スタッフォードシャー・ブル・テリア |
| 94位 : 柴犬 |
| 97位 : アラスカン・マラミュート |
| 98位 : ウィペット |
| 98位 : シャー・ペイ |
| 98位 : ワイアー・フォックス・テリア |
トップ101〜を紹介
| 101位 : ローデシアン・リッジバック |
| 102位 : イビザン・ハウンド |
| 102位 : ウェルシュ・テリア |
| 102位 : アイリッシュ・テリア |
| 105位 : ボストン・テリア |
| 105位 : 秋田犬 |
| 107位 : スカイ・テリア |
| 108位 : ノーフォーク・テリア |
| 108位 : シーリハム・テリア |
| 110位 : パグ |
| 111位 : フレンチ・ブルドッグ |
| 112位 : ブリュッセル・グリフォン |
| 112位 : マルチーズ |
| 114位 : イタリアン・グレイハウンド |
| 115位 : チャイニーズ・クレステッド・ドッグ |
| 116位 : ダンディ・ディンモント・テリア |
| 116位 : プチ・バセット・グリフォン・バンデーン |
| 116位 : チベタン・テリア |
| 116位 : 狆 |
| 116位 : レークランド・テリア |
| 121位 : オールド・イングリッシュ・シープドッグ |
| 122位 : グレート・ピレニーズ |
| 123位 : スコティッシュ・テリア |
| 123位 : セント・バーナード |
| 125位 : ブル・テリア |
| 125位 : プチ・バセット・グリフォン・バンデーン |
| 125位 : バンデーン |
| 128位 : チワワ |
| 129位 : ラサ・アプソ |
| 130位 : ブルマスティフ |
| 131位 : シー・ズー |
| 132位 : バセット・ハウンド |
| 133位 : マスティフ |
| 133位 : ビーグル |
| 135位 : ペキニーズ |
| 136位 : ブラッドハウンド |
| 137位 : ボルゾイ |
| 138位 : チャウ・チャウ |
| 139位 : ブルドッグ |
| 140位 : バセンジー |
| 141位 : アフガン・ハウンド |
犬の知能テストの方法とは?
スタンリー・コレン氏の犬の知能に関する研究方法を紹介します。
テスト方法は5つの項目からなりそれぞれ加点方式になります。
テスト1:タオルテスト(問題解決力)
犬に大きめのタオルや毛布の匂いを嗅がせ、その匂いに慣らせます。
慣れてきたら犬の頭の上からタオルを被せます。
そうすると犬は視界を奪われますが、その状態からタオルを振り払って自由な状態に抜け出すまでの時間を計ります。
| 15秒未満で抜け出す | 3点 |
| 15〜30秒で抜け出す | 2点 |
| 30秒以上かけて抜け出す | 1点 |
テスト2:タオル×おやつテスト(問題解決力)
床におやつを置き、その上にタオルをおきます。
そのおやつを犬が取り出すまで時間を計ります。
| 15秒未満で取り出す | 3点 |
| 15〜30秒で取り出す | 2点 |
| 30秒以上かけて取り出す | 1点 |
テスト3:家具×おやつテスト(問題解決力と論理的思考力)
犬の足だけが入る高さの家具の下、足が届く範囲におやつを置きます。
そのおやつの取り出し方と時間を計ります。
| 60秒以内に前足だけを使って取り出そうとした場合 | 3点 |
| 頭をスペースに入れようとしたり、鼻と足の両方を仕様した場合 | 2点 |
| 諦めた場合 | 1点 |
テスト4:障害物×おやつテスト(問題解決力と論理的思考力)
このテストはなかなか自宅では行えないテストです。
犬が飛び越えることができない障害を作ります。
その向こう側におやつを置き、それが見える状態になるようにします。
回り込まないとおやつを食べることはできません。
| 30秒以内に回り込まないと食べられないことを理解する | 3点 |
| 30秒以上かけて回り込まないと食べられないことを理解する | 2点 |
| 障害物を飛び越えたり、すり抜けたりしようとした場合 | 1点 |
テスト5:おやつが入ったコップ選び(記憶力)
空のコップを2〜3つ用意して逆さにして一列に置きます。
犬が見ているときにコップの中におやつを仕込みます。
犬の気を逸らせてから、コップに仕込んだおやつを探させます。
| 一発成功の場合 | 3点 |
| 2つ目におやつを見つけた場合 | 2点 |
| 3つ目におやつを見つけた場合 | 1点 |
採点
- 13〜15点の場合:大変賢い
- 9〜12点の場合:賢い
- 5〜8点の場合:平均的
- 1〜4点の場合:う〜ん
テスト結果は犬の性格、その日のコンディションによっても左右します。
点数が悪くても気にしないでください。
研究方法の一つなので確実性が高いものではありません。
参考程度に捉えましょう。
犬は何をどこまで理解するのか?
犬はさまざまな芸を覚えることができます。
それは言葉、仕草、指さしなどを読み取って行動しています。
人の言語を1,000語以上!?を覚えられる
ドイツのマックスプランク研究所では最大200語を理解する、リコという名前のボーダー・コリーがいました。
リコには、ぬいぐるみやボールなどのおもちゃを見せ、言葉を教え、繰り返しました。
そうすると言葉からそのおもちゃを持ってくることができるようになりました。
また、ドイツのウォフォード大学の心理学教授のジョン・ピリー氏が行った研究でチェイサーというボーダー・コリーは3年間のトレーニングにおいて1,000語以上もの言葉を覚えることが実証されました。
社会で活躍する犬たち
その賢さから社会では多くの犬たちが活躍しています。
- 警察犬
- 盲導犬
- 聴導犬
- 解除犬
- 災害救助犬
- 牧羊犬
- 猟犬
- 麻薬探知犬
などなど。
まとめ
以上、賢い犬ランキングでした。
以外にも皆さんが賢いと思っている犬種がランキングに入っていなかったのではないでしょうか。
実際には、人間同様に同じ犬種であっても大きな差がありますし、犬の性格によっては正い評価ができていないという場合もあると思います。
もし、愛犬が賢くなくても愛らしさには差はありません。
また、愛犬とコミュニケーションをしっかりとり、しつけをしっかり行えばほとんどの犬が賢い子に育つと思います。

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